
NHKの『ニャンちゅう』シリーズで長年「ニャンちゅう」役を務め、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を公表し療養中の声優・津久井教生さんが7月6日、ブログを更新。これまで使用していた「口文字」によるコミュニケーションから、視線を使った「文字盤」へと移行していることを明かしました。
【写真を見る】【 ALS闘病 】声優・津久井教生さん 新たな意思疎通「文字盤」への移行明かす「時間はかかるけど正確」【ニャンちゅう】
津久井さんによると、舌の動きが鈍くなったことで口文字が相手に伝わりにくくなってきたといいます。口文字とは、口の動きで文字を伝えるコミュニケーション方法です。
津久井さんが移行した文字盤は、ボードに記載されたア行からワ行までを視線で追って行を確定させ、その後、その行の中から目的の文字を視線で知らせる方式です。読み手が文字を声に出して確認しながら内容を伝えていく形で使われています。
ブログの中で津久井さんは「時間はかかるけど正確なのです」とつづり、「意思を伝えるってすごいことだったんだとすごく感じています」と率直な思いを明かしました。
また「次の工夫も進んでいきます できる事を見つけて会話していきます」とも記しており、今後もコミュニケーションの方法を模索しながら前向きに取り組む姿勢を示しています。
津久井さんは、2024年10月の投稿の際、罹患公表から5年が経過したことに触れ、「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と周囲への謝意を述べていました。
続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください」とファンへ健康管理の大切さを呼びかけています。
津久井さんは、1992年からNHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送が始まった『ニャンちゅう』シリーズのキャラクター「ニャンちゅう」の声を初回から30年以上にわたって演じてきました。それ以外にも『ちびまる子ちゃん』の「関口くん」役、『ご近所物語』の「西野ジロー」役、『忍たま乱太郎』の「楽呂須太夫」役など、数多くの人気作品で声優を務めてきました。過酷な病と向き合いながらも発信を続けるその姿は、多くの人々に勇気を与えています。
【担当:芸能情報ステーション】
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