エンタメ
2026-07-31 12:00
国民的アイドルグループAKB48が秋葉原の小さな劇場から産声を上げてから約20年。かつて「会いに行けるアイドル」というコンセプトで日本のエンタメ界に革命を起こした総合プロデューサー・秋元康氏が次に仕掛けるのは、現在30人のメンバーを擁する全く新しい男性シアターボーイズプロジェクト「Cloud ten(クラウドテン)」。その専用シアターが8月2日、お台場でついにグランドオープンする。
【写真たくさん】フレッシュさが満載!初パフォーマンスを披露するCloud ten
Y&N Brothers、三井不動産グループ、株式会社東京ドームの3社がタッグを組んで昨年から始動したこのビッグプロジェクト。シアターオープンを目前に控えたメンバーの大和田歩夢、木村陽、望月清秀の3人へのインタビューを交えながら、この新プロジェクトに迫った。
■「汗とか毛穴とかも全部見えそうなぐらい近い」専用シアター
同プロジェクトの記者発表会見で秋元氏は、人生において「目撃することと体験することが大切」だとし、「前田敦子さんが秋葉原の小さな劇場で踊っている時から見ていたという経験、目撃がみなさんの財産」と語っていた。この“体験”を生み出すのが、お台場のダイバーシティ東京 プラザに新設された約300席の専用シアター「Cloud ten THEATER」だ。
ニューヨークの『オフ・ブロードウェイ』をコンセプトにしたこの空間について、望月は「本当に汗とか毛穴とかも全部見えそうなぐらい近くて、表情管理とかも一切気を抜けない」と、その臨場感と緊張感を伝える。大和田は「会場で実際に自分がステージに立って練習し始めて、めちゃくちゃキレイですし、素晴らしい環境を用意していただいているので、あとは僕たちがここから人気をどんどん爆発させていくだけ」と緊張とワクワクが混在する心境を明かした。
このシアター公演が、これまで全国で開催していた無料のお披露目イベントとは異なり、いよいよ“チケット代”が発生する初のパフォーマンスだ。木村は「お金を払って観に来てくださるお客さんに対して、何倍もの満足感を返さなければいけないという責任も感じている」と気を引き締める。
■公演で披露されるのは“秋元イズム”全開の楽曲たち
公演では、厳しい全国オーディションを勝ち上がった多種多様な個性を一度に観ることができる。東京大学・京都大学・慶應義塾大学の学生などの高学歴メンバーから、ダンス全国優勝経験者、料理人や国体出場経験者などさまざまなキャラクターのメンバーが集結。今回話を聞いたメンバーの一人である大和田は、過去にアイドルを夢見るもオーディションで圧倒的な実力不足を痛感し、人生で一番の挫折を味わった経験を持つ。「年齢的にもこのプロジェクトに本当に賭けていて。これに落ちていたら就職しようかなと思うくらい、最後のチャンスでした」。
また、ダンス全国優勝経験を持つ望月も、自身のパフォーマンスには自信を持ちながらも「アイドルはやったことがなかったので(自分を)応援してくれる人なんて1人もいないんだろうなと思っていた」と不安を抱えていたが、お披露目イベントでファンからの声援を受け「自分の成長も感じることができた」と胸を張る。彼らがもがく姿そのものが、ファンの心を打つ最大のエンタメになっているのだ。
また、公演では秋元氏が全ての作曲を務めた十数曲の楽曲が披露される。すでに披露されている「ごめん 愛こそ全て」に代表される“秋元イズム”全開の楽曲たちも健在だ。秋元氏は「不思議なことに、あまり女性グループや男性グループという意識はない。ベースは16、17歳の頃の自分が主人公。みなさんも経験のある“あの青春時代”がここで再現できたらいいなと思って詞を書いています。あまり男性グループだからという違いはないと思います」とコメントしており、それゆえに我々が聴きなじみのある“秋元イズム”を感じられるのだろう。
■「団体戦」でありながら「個人戦」 30人のメンバーが「潰し合うのではなく切磋琢磨」
しかし、現在の男性アイドル市場は、バズり曲で一躍話題となったJPOPアイドルや、完成されたK-POP勢、さらにほかのオーディション番組発のグループがひしめく完全なレッドオーシャンである。そんな中、Cloud tenにしかないポイントは、専用シアターと、そこで“見つけてもらう”ためのメンバー間競争にある。
Cloud tenのオーディションからシアターデビューまでを追うドキュメントバラエティー番組でMCを務める元AKB48の柏木由紀も「30人もいると、どういう子なのか覚えるのが難しい」と話していたが、30人の中から“見つけてもらう”ことを命題とした個人戦略も専用シアターを持つ彼らならではの見どころだ。
メンバー自身もその厳しさは十分に理解している。大和田は「ライブ中やお見送り会の時にしっかり一人ひとりの目を見てファンサービスをすることを心がけている。僕の埋もれないポイントは『アイドル性』です!」と語り、186センチの長身を誇る木村は「僕の埋もれないポイントは『表情管理』と『身長』。パッとステージを見渡した時に一番最初に目につくのが利点。一気に引き込めば自分に注目してもらえる」と自己分析する。望月は「パフォーマンスは誰にも負けない」と、ダンス日本一のプライドをにじませた。
ただ、同じ困難を乗り越えてきた仲間でもある彼ら。木村はメンバー同士でアドバイスを送り合っている練習風景を明かし「次どうしたらいいかをみんなで一緒に考えるというところまでやろうと決めた」と明かす。望月も「ライバルだけど潰し合うのではなく、お互いに向上していくための切磋琢磨。それぞれがプライドを持ちつつ、すべてはCloud tenのためにという思いでひとつになっている」と語気を強めた。
彼らは「団体戦」でありながら「個人戦」も戦い抜くことで、既存の男性グループにはない新しい形をステージで体現しようとしている。
3人に今後の目標を問うと、一致して「まずはシアター公演を見てもらうこと」と言葉に力を込めながらも、大きな夢として“東京ドーム”を挙げた。かつてAKB48は、最初の劇場公演で7人の観客からはじまり、スターダムを駆け上がって行ったが、秋元氏いわく「48グループや坂道グループをプロデュースしてきてわかったことは、最終的にはファンの皆さんが見つけてくれるかどうか」。我々にとっての“財産”が見つかるかもしれない、この大きな可能性を秘めたプロジェクトの行く末に注目したい。
【撮り下ろし写真】かっこいい!Cloud tenの木村陽、望月清秀、大和田歩夢
秋元康氏プロデュース「Cloud ten」、3曲披露 高学歴メンバーや国体出場経験者など個性豊かなメンバーが勢ぞろい
ヒコロヒー&柏木由紀&熊元プロレス、Cloud tenの魅力を語る
【ライブ写真多数】豪華すぎ…!初日には篠田麻里子・島崎遥香らOGが登場
【ライブ写真】奇跡の復活!あつゆうが8年ぶりにそろいWセンター曲披露
【写真たくさん】フレッシュさが満載!初パフォーマンスを披露するCloud ten
Y&N Brothers、三井不動産グループ、株式会社東京ドームの3社がタッグを組んで昨年から始動したこのビッグプロジェクト。シアターオープンを目前に控えたメンバーの大和田歩夢、木村陽、望月清秀の3人へのインタビューを交えながら、この新プロジェクトに迫った。
■「汗とか毛穴とかも全部見えそうなぐらい近い」専用シアター
同プロジェクトの記者発表会見で秋元氏は、人生において「目撃することと体験することが大切」だとし、「前田敦子さんが秋葉原の小さな劇場で踊っている時から見ていたという経験、目撃がみなさんの財産」と語っていた。この“体験”を生み出すのが、お台場のダイバーシティ東京 プラザに新設された約300席の専用シアター「Cloud ten THEATER」だ。
ニューヨークの『オフ・ブロードウェイ』をコンセプトにしたこの空間について、望月は「本当に汗とか毛穴とかも全部見えそうなぐらい近くて、表情管理とかも一切気を抜けない」と、その臨場感と緊張感を伝える。大和田は「会場で実際に自分がステージに立って練習し始めて、めちゃくちゃキレイですし、素晴らしい環境を用意していただいているので、あとは僕たちがここから人気をどんどん爆発させていくだけ」と緊張とワクワクが混在する心境を明かした。
このシアター公演が、これまで全国で開催していた無料のお披露目イベントとは異なり、いよいよ“チケット代”が発生する初のパフォーマンスだ。木村は「お金を払って観に来てくださるお客さんに対して、何倍もの満足感を返さなければいけないという責任も感じている」と気を引き締める。
■公演で披露されるのは“秋元イズム”全開の楽曲たち
公演では、厳しい全国オーディションを勝ち上がった多種多様な個性を一度に観ることができる。東京大学・京都大学・慶應義塾大学の学生などの高学歴メンバーから、ダンス全国優勝経験者、料理人や国体出場経験者などさまざまなキャラクターのメンバーが集結。今回話を聞いたメンバーの一人である大和田は、過去にアイドルを夢見るもオーディションで圧倒的な実力不足を痛感し、人生で一番の挫折を味わった経験を持つ。「年齢的にもこのプロジェクトに本当に賭けていて。これに落ちていたら就職しようかなと思うくらい、最後のチャンスでした」。
また、ダンス全国優勝経験を持つ望月も、自身のパフォーマンスには自信を持ちながらも「アイドルはやったことがなかったので(自分を)応援してくれる人なんて1人もいないんだろうなと思っていた」と不安を抱えていたが、お披露目イベントでファンからの声援を受け「自分の成長も感じることができた」と胸を張る。彼らがもがく姿そのものが、ファンの心を打つ最大のエンタメになっているのだ。
また、公演では秋元氏が全ての作曲を務めた十数曲の楽曲が披露される。すでに披露されている「ごめん 愛こそ全て」に代表される“秋元イズム”全開の楽曲たちも健在だ。秋元氏は「不思議なことに、あまり女性グループや男性グループという意識はない。ベースは16、17歳の頃の自分が主人公。みなさんも経験のある“あの青春時代”がここで再現できたらいいなと思って詞を書いています。あまり男性グループだからという違いはないと思います」とコメントしており、それゆえに我々が聴きなじみのある“秋元イズム”を感じられるのだろう。
■「団体戦」でありながら「個人戦」 30人のメンバーが「潰し合うのではなく切磋琢磨」
しかし、現在の男性アイドル市場は、バズり曲で一躍話題となったJPOPアイドルや、完成されたK-POP勢、さらにほかのオーディション番組発のグループがひしめく完全なレッドオーシャンである。そんな中、Cloud tenにしかないポイントは、専用シアターと、そこで“見つけてもらう”ためのメンバー間競争にある。
Cloud tenのオーディションからシアターデビューまでを追うドキュメントバラエティー番組でMCを務める元AKB48の柏木由紀も「30人もいると、どういう子なのか覚えるのが難しい」と話していたが、30人の中から“見つけてもらう”ことを命題とした個人戦略も専用シアターを持つ彼らならではの見どころだ。
メンバー自身もその厳しさは十分に理解している。大和田は「ライブ中やお見送り会の時にしっかり一人ひとりの目を見てファンサービスをすることを心がけている。僕の埋もれないポイントは『アイドル性』です!」と語り、186センチの長身を誇る木村は「僕の埋もれないポイントは『表情管理』と『身長』。パッとステージを見渡した時に一番最初に目につくのが利点。一気に引き込めば自分に注目してもらえる」と自己分析する。望月は「パフォーマンスは誰にも負けない」と、ダンス日本一のプライドをにじませた。
ただ、同じ困難を乗り越えてきた仲間でもある彼ら。木村はメンバー同士でアドバイスを送り合っている練習風景を明かし「次どうしたらいいかをみんなで一緒に考えるというところまでやろうと決めた」と明かす。望月も「ライバルだけど潰し合うのではなく、お互いに向上していくための切磋琢磨。それぞれがプライドを持ちつつ、すべてはCloud tenのためにという思いでひとつになっている」と語気を強めた。
彼らは「団体戦」でありながら「個人戦」も戦い抜くことで、既存の男性グループにはない新しい形をステージで体現しようとしている。
3人に今後の目標を問うと、一致して「まずはシアター公演を見てもらうこと」と言葉に力を込めながらも、大きな夢として“東京ドーム”を挙げた。かつてAKB48は、最初の劇場公演で7人の観客からはじまり、スターダムを駆け上がって行ったが、秋元氏いわく「48グループや坂道グループをプロデュースしてきてわかったことは、最終的にはファンの皆さんが見つけてくれるかどうか」。我々にとっての“財産”が見つかるかもしれない、この大きな可能性を秘めたプロジェクトの行く末に注目したい。
関連記事
【撮り下ろし写真】かっこいい!Cloud tenの木村陽、望月清秀、大和田歩夢
秋元康氏プロデュース「Cloud ten」、3曲披露 高学歴メンバーや国体出場経験者など個性豊かなメンバーが勢ぞろい
ヒコロヒー&柏木由紀&熊元プロレス、Cloud tenの魅力を語る
【ライブ写真多数】豪華すぎ…!初日には篠田麻里子・島崎遥香らOGが登場
【ライブ写真】奇跡の復活!あつゆうが8年ぶりにそろいWセンター曲披露
