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濵田崇裕(WEST.)、猪塚健太らチームが奮闘 朗読劇『たもつん』稽古場レポートが到着

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2026-08-03 18:00
濵田崇裕(WEST.)、猪塚健太らチームが奮闘 朗読劇『たもつん』稽古場レポートが到着
朗読劇『たもつん』稽古場の模様
 7人組グループ・WEST.の濵田崇裕が主演し、5日から東京・IMM THEATERで上演される朗読劇『たもつん』稽古場の模様が到着した。FMヨコハマ連続ラジオドラマから誕生した“ちょいダメ男”たちの友情コメディ。濵田、浜野謙太、コッセこういちによるAチーム、猪塚健太、和田雅成、落合モトキによるBチームが熱量高く稽古に励んでいる。

【写真】個性豊かな俳優がずらり!『たつもん』キャスト組写真

 NHK朝ドラ『虎に翼』の脚本家である吉田恵里香氏の書き下ろし作品で、2025年の舞台化でも話題を呼んだ。演出は前回に引き続き今井隆文が務め、今井と渡邉美穂が全日程に参加する。

 横浜市内で営業職をしているユーキチは、野球部時代のウザい先輩・ヤベと、空気が読めないお坊ちゃん・しゅうまいと共に、同期『たもつん』の結婚式で余興を行うことになる。ヤベとしゅうまいのペースに飲まれながらも準備を進め、徐々に心を開き結束を深めていく3人。事あるごとに、思い出話に花を咲かせるようになるが、それぞれの記憶にはさまざまな食い違いがあって…。

 「朗読劇」にもさまざまなスタイルがあるが、本作はキャストが舞台上を動き回りながらストーリーを紡ぐ。セットや小道具でリアルに魅せる部分もあれば、朗読劇らしく観るものの想像力に委ねる部分もあり、芝居の自由度も高いのが特徴だ。登場人物一人ひとりの表情の変化はもちろん、作り込まれた小道具など、見たいところが多くて目が足りなくなってしまうほど。

 稽古場では、今井が動きや表情をディレクションするだけでなく、キャスト同士でもセリフのテンションや間の取り方を試して作っていく。学生時代の部活仲間と久々に再会する時のちょっとよそよそしい空気、徐々に打ち解けて雰囲気が緩んでいく様子、思い出話に花が咲くときの盛り上がりなどを繊細に表現し、会話劇ならではの面白みを生み出していく。

 Aチームは、この日が初めての読み合わせと立ち稽古。手探り状態な部分もありつつ、物語を進めていくヤベ先輩としゅうまい、2人に振り回されるユーキチの関係性がどんどん出来上がっていく。濵田演じるユーキチと浜野演じるしゅうまいの後輩感、掛け合いにおける絶妙な間の取り、本番が楽しみになった。ダーヤマ先輩役のコッセは、クセの強いキャラクターでメイン3人に負けない強いインパクトを残している。ヤベ先輩とはまた違うウザさや面倒臭さに、「こういう先輩、いたなあ」と思わされる。

 また、ミナミン役と作中のナレーションを担当する渡邉も、物語の要所でしっかり存在感を発揮。物語に緩急をつける。コミカルな中に考えさせるセリフや青春の苦さがある作品だが、Aチームの立ち稽古からはどこか穏やかな印象を受ける。それでいて笑わせる場面では爆発力がある。稽古を進めることで、メリハリはそのままにさらにコメディとしてのクオリティが上がるのではないかと期待が膨らんだ。

 一方、Bチームは、本番さながらの熱量がある通し稽古を実施。こちらは、ヤベ先輩役の落合がコミカルな芝居で「悪い人ではないがうざい先輩」をリアリティたっぷりに魅せ、しゅうまい役の和田がひょうひょうとした雰囲気のお坊ちゃんを演じる。猪塚は、2人に振り回されながらも時に2人以上に熱さを発揮するユーキチを表現していた。

 Bチームはザ・体育会系出身者たちというノリ。それによって、思い出話として語られる野球部時代の苦労話、徐々に明らかになっていく事実など、ヒリヒリしたシーンでも思わず笑ってしまうような勢いが生まれている。仲が良いからこその雑なやりとり、各キャラクターの持ち味と欠点など、人間くささも大きな魅力だ。Bチームの3人は、それぞれに“ちょっとダメ”な3人を、なぜか応援したくなる愛嬌のある3人組として描き出している。

 また、台本を持って進行する朗読劇でありながら、アドリブに見える場面がたくさん。テンポの良い掛け合いの中で誰かが仕掛けるたび、それを受けた相手はもちろん、演出卓で見ている今井や周りのスタッフからも笑いが起きていた。すでに自由に遊びを盛り込む様子が頼もしく、Bチームが本番でどんな作品を作り上げるのか期待に胸が膨らむ。

 両チームとも、笑いとシリアス、あたたかさのバランスが絶妙な脚本の魅力を引き出せるよう、丁寧に確認しながら稽古を進行。キャストの芝居や客席の反応によって化学反応を起こせそうなシーンも多いため、チームはもちろん公演ごとに全く異なる雰囲気・魅力が生まれるのではないだろうか。それぞれのチームが作り上げる友情コメディ朗読劇とキャスト陣のシナジーに注目だ。

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