エンタメ
2026-09-04 07:00
藤本タツキの同名漫画(集英社ジャンプコミックス)を是枝裕和監督が実写映画化した『ルックバック』(9月11日公開)から、出口夏希演じる藤野と、蒔田彩珠演じる京本が一心に漫画制作に没頭する本編映像が解禁された。
【動画】“ペンの走る音”にこだわった漫画制作シーン(本編映像)
漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野と、彼女に憧れながら圧倒的な画力を秘めた京本。漫画へのひたむきな思いで結ばれた2人の、小学生時代から始まる13年間の軌跡を描く。
撮影は主に秋田県にかほ市で四季を通して行われ、春夏秋冬それぞれの風景が作品の中に刻まれた。子ども時代の藤野と京本には、七瀬ふうりと岡田六花がそれぞれ演じている。
今回解禁されたのは、藤野の部屋で2人が机を並べて漫画を描く日常のひとコマ。キャラクターを描く藤野と、背景を担当する京本がそれぞれペンを走らせる音や、原稿用紙が擦れる音が響く。
描き上げた原稿をのぞき込み、「そこもう少しシンプルな方がキャラクターが立つかな」と藤野がアドバイスすると、京本は「そっか、つい描きすぎちゃった」と返す。「主人公の男の子の名前決めてなかった…」とつぶやきながら描き続ける藤野の横で、京本は楽しそうに耳を傾け、「しゅー、しゃー、しゅー、しゃー」と自らが描く線の音を口ずさみながら背景を埋めていく。漫画に情熱を注いだ2人の、かけがえのない時間を切り取っている。
リアリティーを支えているのが、出口と蒔田自身の手元だ。2人はクランクインの約4ヶ月前から漫画を描く練習に取り組み、撮影期間中も時間を見つけてはペンを握っていたという。本編では、実際に2人が描いている手元も使用されている。
蒔田は「手元の寄りは緊張して震えちゃって。でも完成した映像を見たら、ちゃんと上達していく感じが出ていたので練習して良かったと思いました」と振り返る。出口も「ちゃんと練習をやってきたし、自信がないと線に出ちゃうと思って自信満々に描いていました」と、積み重ねてきた練習を明かした。
そして、実写化だからこそ是枝監督が重視したのが“音”だった。その着想のきっかけとなったのは、映画化に先立って交わした藤本との会話。藤本は「ベテランアシスタントの方がペンで迷いなく線を引く『シャッ』という音がかっこいい」と話していたという。
是枝監督は「やっぱり音がだんだん変わらないといけないと思っていた。そこは実写ならではの部分だったから」と説明。「最初は、子供だった2人が恐る恐る描いていた線が、成長した時に『シャッ、シャッ』という音になってないとダメ。それは伝えられたと思います」と手応えを語っている。
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蒔田は「手元の寄りは緊張して震えちゃって。でも完成した映像を見たら、ちゃんと上達していく感じが出ていたので練習して良かったと思いました」と振り返る。出口も「ちゃんと練習をやってきたし、自信がないと線に出ちゃうと思って自信満々に描いていました」と、積み重ねてきた練習を明かした。
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是枝監督は「やっぱり音がだんだん変わらないといけないと思っていた。そこは実写ならではの部分だったから」と説明。「最初は、子供だった2人が恐る恐る描いていた線が、成長した時に『シャッ、シャッ』という音になってないとダメ。それは伝えられたと思います」と手応えを語っている。
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