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ジョン・マルコヴィッチ×サム・ロックウェル『ワイルド・ホース・ナイン』2027年1月29日公開決定

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2026-09-04 15:19
ジョン・マルコヴィッチ×サム・ロックウェル『ワイルド・ホース・ナイン』2027年1月29日公開決定
第83回ベネチア国際映画祭、『ワイルド・ホース・ナイン』ワールドプレミアのレッドカーペットに登場したジョン・マルコヴィッチ、サム・ロックウェルらキャストとマーティン・マクドナー監督
 マーティン・マクドナー監督の映画『ワイルド・ホース・ナイン』が、2027年1月29日に日本公開されることが決定した。本作は、「第83回ベネチア国際映画祭」のコンペティション部門に選出され、現地時間3日にワールドプレミア上映された。

【画像】レッドカーペットでのソロショットなどそのほかの写真

 本作は、『スリー・ビルボード』『イニシェリン島の精霊』のマクドナー監督が、オリジナル脚本を手がけた長編映画第5作。サーチライト・ピクチャーズとは3度目のタッグとなり、ジョン・マルコヴィッチ、サム・ロックウェル、スティーヴ・ブシェミ、マリアナ・ディ・ジローラモ、アイリン・サラス、パーカー・ポージーらが出演する。

 舞台は、チリで軍事クーデターが起きる直前の1973年。“モアイ像”で知られるイースター島に降り立ったCIAエージェントのクリス(マルコヴィッチ)とリー(ロックウェル)は、長年にわたって任務を共にしてきたパートナーだ。

 それぞれの過去や現在進行中の陰謀と格闘する中、自由を求める反権力派の学生モニカ(ディ・ジローラモ)とアリシア(サラス)に出会う。それをきっかけに、CIA南米支局長のMJ(ブシェミ)を巻き込む思いもよらない事態へ発展していく。

 ワールドプレミアには、マクドナー監督をはじめ、マルコヴィッチ、ロックウェル、ブシェミ、ディ・ジローラモ、サラス、ポージーが参加。上映前に開かれた記者会見にもキャストと監督がそろって出席した。

 早くもアカデミー賞主演男優賞候補として名前が挙がるマルコヴィッチは、記者から「受賞スピーチを書き始めているか」と尋ねられると、「それは実に親切なご質問ですね」と応じた。

 続けて、「私は長いキャリアを積み、脚本家、監督、俳優たちと素晴らしいコラボレーションを重ねてきました。彼らと競い合っているとは一度も感じたことがありません」とコメント。「私にとって何よりもうれしいのは、この映画が注目を浴びることです。この映画には素晴らしい演技を見せる俳優たちが何人も出演しており、脚本も演出も素晴らしい。私にとって重要なのは、それなのです」と、自身への評価より作品が注目されることへの喜びを語った。

 さらに、「私は人生を通して、大好きなことをやってきました。これからもそれを続けていくつもりです」と宣言。「引退するつもりはありません。時が来れば、周りが私を引退させてくれるでしょう。それが物事の自然な流れだと思いますから」と、生涯現役への意欲を示した。

 マルコヴィッチは自身とロックウェルが演じるCIAエージェントを「2人の間抜け」と表現。過去にもマクドナー監督から脚本を送られたことがあったものの、ほかの仕事との兼ね合いで検討できなかったといい、今回のオファーについて「絶対にやると決めた。幸い、邪魔になるような予定は何もなかった」と明かした。

 マクドナー監督は、本作には「今の時代に対するちょっとした皮肉が込められている」と説明。映画を通して「権威や、私たちに伝えられていることに対して疑問を投げかける」ことが好きだと語り、1970年代のイースター島を舞台にした物語に、現代社会にも通じるテーマを織り込んだことを明かした。

 プレミア上映後には、約15分にわたるスタンディングオベーションが発生。マルコヴィッチが感極まった表情を見せ、マクドナー監督らも会場からの喝采に応えた。金獅子賞(最高賞)をはじめとするコンペティション部門の受賞結果は、現地時間9月12日に発表される。

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