
世界に誇る日本の価値を発掘し、国内外へ発信することを目的とした「PREMIUM JAPAN AWARD 2026」の授賞式が行われ、歌舞伎界を代表する人間国宝・坂東玉三郎さんと、同じく歌舞伎俳優の中村隼人さんら受賞者が登壇しました。
【写真を見る】【坂東玉三郎】約40年前は「着られる衣裳がなかった」苦労を語る「多くの職人さんに助けられて今日の衣裳がある」
大賞を受賞したのは、日本料理アカデミーが監修する『日本料理大全』。料理人のみならず科学者や歴史学者などの専門家が参画し、日本料理の技法や歴史、文化を体系的にまとめたことが評価されての受賞となりました。
中村隼人さんは、個人/団体賞を受賞。去年行われたトルコ・カッパドキアやニューヨークのカーネギーホールでの公演を受け、歌舞伎の伝統を受け継ぎながら、国やジャンルを越えてその魅力を発信している精力的な活動と挑戦が高く評価されました。
プレゼンターを務めた尾上菊之丞さんからトロフィーを受け取った隼人さんは、〝菊之丞先生は歌舞伎でもお世話になっていて、ある種、師匠のような方。大変光栄です〟と、嬉しそうにコメント。〝去年はトルコ、サウジアラビア、アメリカに行かせていただいた。カーネギーホールで、小さい頃からやっている歌舞伎舞踊をやらせていただいて、ありがたかった。現地の方、日本のスタッフに支えられてこそいただけた賞。これからもよろしくお願いします〟と、感謝を伝えていました。
また、日本独自の美意識を国内外へ伝えてきたとして、「坂東玉三郎衣裳展示」は『特定プロジェクト賞』を受賞。玉三郎さんは、〝自分の衣裳が美術館で飾られるとは考えていなかった。40年ほど前から必要に迫られてと言うんでしょうか、私どもの世代は先代たちよりも体が大きかったので、着られる衣裳がなかったから、それを自分用にするしかなかったんですね。例えば染め物から始まりまして、そして刺繍のもの、それから織物などを40年間ほど、その時その時に作ってきたものが、こうして一堂に集まって展覧会が開かれ、こういう賞に導かれたというわけでございます。多くの職人さんに助けられて、今日の素晴らしい衣裳があるわけです。皆さんも今日は本当にありがとうございました〟と、しみじみ語っていました。
記者からは「特に気になった他の受賞者は?」と聞かれ、隼人さんは、〝僕は料理をするので、料理の本を...〟と、大賞に輝いた『日本料理大全』に興味津々。日本料理アカデミーを代表して登壇していた川﨑寛也さんから〝日本料理で面白いのは、塩を事前に回しておいて魚を焼くというのがある。それは海外に無い。魚を一番美味しく食べる料理だと思います〟と聞くと、〝秋刀魚を塩でアレして食べてみたいと思います〟と、笑顔で話していました。
【担当:芸能情報ステーション】
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