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ガザ攻撃に関与した兵士が証言「ゲームだった」 『NAZA ナザ』本編映像公開

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2026-10-22 17:00
ガザ攻撃に関与した兵士が証言「ゲームだった」 『NAZA ナザ』本編映像公開
ドキュメンタリー映画『NAZA ナザ』10月24日より東京のシアター・イメージフォーラムほかにて緊急公開 ⒸThe Guardian 2026
 イスラエル軍の兵士や諜報員の証言を通じ、ガザへの攻撃の実態に迫るドキュメンタリー映画『NAZA ナザ』(10月24日公開)の本編映像が公開された。遠隔攻撃に関与したという兵士が、「ゲームだった」「何人が死んだのかは知らない」と語る姿を収めている。

【動画】虐殺に“慣れてしまった”兵士による衝撃的な証言の一部

 本作を手がけたのは、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』の監督チームに名を連ねるユヴァル・アブラハームとラヘル・ショール。『関心領域』のジョナサン・グレイザー監督が製作総指揮を務める。

 両監督は、テルアビブの建物の屋上で、イスラエル軍の兵士や諜報員24人に極秘インタビューを実施。ガザ地区の監視や遠隔攻撃に携わった人々に、どのような指令を受け、何をしたのかを問いかける。証言者の身元を守るため、声や姿にはデジタル処理が施されている。

 公開された映像では、夜の屋上でアブラハーム監督と向き合う兵士が、食料を求めて橋を渡り、配給所へ向かうガザの人々を狙撃手が狙っていたという事例を語る。自身は画面越しにその光景を見ていたといい、「ゲームだった」という言葉とともに、当時の状況を淡々と説明していく。

 本作では、証言者に紙とペンで図を描いてもらいながら、具体的な説明を促している。両監督は、その意図について「相手を数字や統計、あるいは画面上の『点』として捉えたり、ヘブライ語の軍事用語で『付随的被害(巻き添え被害)』を意味する婉曲表現『NAZA』として位置づけたりすることは、その人から人間性を奪うためにしていることです」と説明する。

 さらに、手で描くという行為を通じ、攻撃の仕組みだけでなく、「遠隔地からの大量殺戮に関与した個人が犠牲者をどのように捉え、そして表現するのかという、加害者の視線についての洞察も得られると考えたのです」と語っている。

 また、公開初日の10月24日、東京のシアター・イメージフォーラムでは、午前11時15分の回の上映後に、10月15日にロンドンで行われた質疑応答イベントの映像を特別上映することが決定した。

 イベントには両監督、グレイザー監督、プロデューサーら計5人が参加。制作の経緯や撮影の背景、イスラエル政府から非難を受ける監督たちの状況などが語られる。配給側によると、この映像は現時点でオンライン公開の予定はないという。


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