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■日本選手権クロスカントリー シニア男子10㎞(22日、福岡・国営海の中道海浜公園)
福岡で行われたクロスカントリーの日本選手権 シニア男子10㎞で、パリオリンピック™3000m障害8位入賞の三浦龍司(23、SUBARU)が、4年ぶり2度目の優勝を果たした。三浦は前日会見で「優勝を目指す」と語っており、有言実行のクロカン制覇となった。
今大会は、来年1月にアメリカで開催される世界クロスカントリー選手権の日本代表選手選考を兼ねて開催された。
1周2㎞の起伏に富んだコースを5周するレース。序盤は20人近い集団が先頭グループを形成、元日のニューイヤー駅伝以来の実戦となった三浦と、10000m日本記録保持者の塩尻和也(28、富士通)の2人も集団の中ほどに位置した。トップには、三浦、塩尻の後輩、順天堂大学の吉岡大翔(20)が立った。
3周目に入ってからペースが上がり、塩尻が先頭に立つ。4周目に入ると、先頭集団は5人に絞られ、トップに塩尻、4番手に三浦がつく展開に。そしてラスト1周、塩尻、井川龍人(24、旭化成)、三浦、伊藤蒼唯(21、駒澤大学)の4人の争いとなる。途中で伊藤と塩尻が遅れ、三浦と井川の一騎打ちとなり、ゴール直前のデッドヒートを三浦が制して1位でフィニッシュした。
4年ぶり2度目の優勝となった三浦は「タフなコースだったので、しっかりと冷静にレース運びをしようと心掛けていた。それがしっかりできた走りになったんじゃないか」とレースを振り返った。今年9月には東京で世界陸上が行われる。3000m障害で参加標準記録を突破している三浦は「そこ(世界陸上)が一番の僕の大きな目標になるので、そこでしっかりと目標を達成できるようにしっかりとやっていきたい」と力を込めた。
五輪2大会連続出場の田中希実(25、New Balance)は体調不良の為欠場した、福岡クロスカントリーのシニア女子2㎞では、西出優月(25、ダイハツ)が優勝。日本選手権のシニア女子8㎞では、川口桃佳(26、ユニクロ)が制した。
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