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■MLBオープン戦 ドジャース - ホワイトソックス(日本時間3日、アリゾナ州グレンデール)
ドジャース・大谷翔平(30)がホワイトソックスとのオープン戦に“1番・DH”で先発し、OP戦2戦目の出場。4回の2打席目にセンター前へヒットを放ち、2打数1安打だった。
前日2日(同)は軽めのメニューで疲れを癒した大谷、“1番・DH”で出場、ホワイトソックスの先発はローテーション入りに期待がかかるD.マーティン(28)。オープン戦初出場した際には「身体の状態と、身体の動き方というのは比例してくると思うので、外旋がもうちょっと出てくれば、スイング自体ももっともっとスムーズになっていく」と口にしていた大谷。
1回の第1打席、カウント1-1から90マイル(145キロ)の内角へのチェンジアップを強振、引っ張ったファウルと鋭いスイングを見せた。フルカウントから7球目、外角低め83マイル(134キロ)のスライダーを見逃して、1塁に歩きかけたがストライクの判定で見逃し三振に倒れた。
4回の第2打席、ホワイトソックスの2人目はメジャー経験のないM.アダムス(25)、1球目のカットボールに芯を外されたがセンター前へヒット。大谷は1塁ベース上でコーチと頭を合わせる“ヘッドバンプ”をやったが、この日の1塁コーチはこれを知らず、大谷も思わず苦笑い。
試合後、1塁コーチを務めた3Aオクラホマシティのマニー・ブリス打撃コーチは「私にとっては初めてのことだったんだよ。彼がやるとは思っていなかったんだ。あれは彼とクレイトン(マッカロー前1塁コーチ)のものだと思っていた。だから意表をつかれたよ。もし今度やる機会があれば、そのときは必ずやるよ」と話した。
2番・T.ヘルナンデス(32)のサードゴロでは2塁へスライディングする場面も見られたが、左腕を地面に付けないスライディングを見せた。昨季のワールドシリーズではスライディングで左手を地面につけて脱臼し、手術を受けた。大谷は5回に入るとクラブハウスに引き上げていった。この日は2打数1安打。
2度目のオープン戦先発となったT.グラスノー(31)、2月25日のレッズ戦では1回2失点の内容だったが、この日はコントロールが安定、1回2死からカブスから移籍してきた3番のM.トークマン(34)には1ストライクから3球連続カーブで空振り三振。
2回に入っても崩れることなく、3者凡退。3回の先頭打者にツーベースを打たれてマウンドを降りた。グラスノーは3回0/3、22球を投げて被安打1、奪三振2、四死球0、失点0、最速は98マイル(158キロ)と前回からの修正を見せた。
右足首を手術したF.フリーマン(35)は“3番・ファースト”でスタメン、先頭打者のファーストゴロを処理するなど軽快な動き。打撃では2打席目にシンカーを完璧にとらえて、2試合連続となるオープン戦2号、ベテランがさすがの調整を見せた。
【2025年 大谷翔平オープン戦成績】※〇の数は打点
3月1日:左本塁打①、遊飛、空三振
3月2日:見三振、中安
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