
■ラウンド10 エイトロックス 5ー1レイザーズ
2024ー25シーズンも残りわずかとなった世界最高峰のプロダンスリーグ・Dリーグ。上位6チームまでが進出できるチャンピオンシップを目指し、熱いダンスを繰り広げている。そんな中、コーセーエイトロックスはラウンド9終了時点で順位は5位。3シーズンぶりの王者返り咲きへ、今回、起用したのはパリオリンピック™のブレイキン日本代表・シゲキックスこと半井重幸(22)。
今シーズンからエイトロックスに加入。昨年10月、初出場となったラウンド1ではエースパフォーマーを務め、自身の持ち味であるアクロバティックなダンスと片手で全体重を支えて静止するフリーズで会場を沸かせ、チームの勝利に貢献。最優秀ダンサーにも選ばれた。
そして、自身2度目の出場となったラウンド10。「自分が出るラウンドは、より一層気合が入る。自分が起爆剤になって一気にエイトロックスの勢いをつけたい」と意気込んだ。今回の演技での注目ポイントを聞くと、「緩急」「くるくると動く瞬間もあったり、ビタッと止まる瞬間もある」と答えた。
演技冒頭から激しい振り付けを披露し、会場を熱狂させると足を垂直に上げ静止。チームメートと息を合わせ、ピッタリと途中で静止するなど激しいダンスと、止まるダンスで緩急を付ける。さらにシンクロパフォーマンスでは、手を床に付けながら足をゆっくり動かしたり、早く動かしたりと、ここでも緩急を自由自在に操る。そして、最も会場が盛り上がったのは、エースパフォーマーとして挑んだ10秒間のソロパート。パワームーブの連続技を決めると、スピーカーから時計の針の音が響き渡る。「カチッ、カチッ、カチッ・・・」するとシゲキックスは、その音に合わせてしっかり静止。世界トップレベルの緩急を披露した。
結果は5-1でエイトロックスが勝利。チャンピオンシップ進出へ、シゲキックスがチームに勢いをつける活躍。この日の最優秀ダンサーにも選ばれ、自身2度目の受賞となり、「(会場の)みなさんに背中を押されて、最高のパフォーマンスを発揮することが出来ました」と喜びを語った。試合後、賞金10万円の使い道を聞かれたシゲキックス。「もちろん焼肉です。みんなで」と笑顔でチームメートとの食事会を約束。メンバーからは「ごちそうさま!」「ありがとうございます!」と喜びの声が上がった。
【Dリーグ ラウンド10結果】
エイトロックス 5ー1 レイザーズ
モノリス 5‐1 インフィニティーズ
ロイヤルブレッツ 4‐2 エクス
ドリームズ 6ー0 バトルズ
ラプチャーズ 4ー2 メッセンジャーズ
レジット 5‐1 アルトリズム
ルクス 5‐1 アイムーン
【Dリーグ24-25シーズン日程】
■2025年
4月 3日 ラウンド11
4月29日 ラウンド12
5月 8日 ラウンド13
5月22日 ラウンド14
6月19日 チャンピオンシップ
会場:東京ガーデンシアター ※4月29日のみ横浜BUNTAIでの開催
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