E START

E START トップページ > スポーツ > ニュース > 「最高のバレー人生だった」元日本代表リベロ山岸あかね、引退セレモニーで涙 OG荒木絵里香や古賀紗理那も参戦

「最高のバレー人生だった」元日本代表リベロ山岸あかね、引退セレモニーで涙 OG荒木絵里香や古賀紗理那も参戦

スポーツ
2025-05-12 12:48

10日、バレーボール元日本代表リベロ・山岸あかね(34)の引退試合が、所属チームである埼玉上尾メディックス主催のもと行われた。


【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程


埼玉上尾所属選手やOG選手をはじめ、山岸と交流のある選手たちが「MEDICS FRIENDS TEAM」と「KIRA’s DREAM TEAM」に別れて、変則3セットマッチを開催。「KIRA’s DREAM TEAM」には元日本代表の荒木絵里香さん(40)、新鍋理沙さん(34)、宮下遥さん(30)、古賀紗理那さん(28)など現役を退いた選手も多く名を連ね、今の日本代表である岩崎こよみ(36)、黒後愛(26)らとコートに立ち豪華共演となった。


試合は、山岸がセット毎に両チームに移動する変則マッチ。リベロが本職の山岸だが、バックアタックや前衛でスパイクを打ちこみ得点を決める場面もあり、会場につめかけた多くのファンを沸かせた。


試合後には引退セレモニーが行われ、中学、高校時代の仲間からのビデオレターやメッセージが多数寄せられた。さらに山岸からキャプテンを引き継いだ佐藤優花(31)が「私の人生でキラさん(山岸の愛称)に出会えたこと、キラさんと同じコートでプレーできたことは本当に楽しい時間で感謝の気持ちでいっぱいです。ずっと大好きで尊敬しています」と涙ながらに挨拶。


埼玉上尾、日本代表でともに戦い抜いた岩崎は「キラの凄い所はどんなボールでも、どんな時でも丁寧にボールを扱うところ。日本で一番優しいパスを返してくれる選手です。そんなキラの想いや気持ちがアタッカーに届くようにとトスをあげていました。引退後は今までできなかったこと、やりたかったことをたくさんやってほしい」と山岸を労い、「約10年間、キラのパスとキラの愛を受け続けてきた日本一幸せなセッターより」と、愛情溢れる挨拶を締めくくった。


「最高のバレーボール人生だった」と現役生活を振り返った山岸。「今日は言葉にならないくらい嬉しくて感謝しかない。多くのファンの方と、私にはもったいないくらいのゲストが集まってくれて本当に嬉しい」と感謝の言葉を述べ、後輩たちへは「自分達らしいバレーをどんどんやってもらって、バレーを楽しむことを忘れずにやっていってほしい。愛されるチームを作ってほしい」とエールを送った。


■山岸あかね(やまぎし・あかね)
1991年1月8日生まれの34歳。長野県須坂市出身。裾花中学時代に全日本中学選手権で連覇を達成。東海大付三高校(現・東海大付諏訪) 時代に、アタッカーからリベロに転向。東海大学3年時、インカレ優勝を果たす。2013年日本代表初選出。2019年ワールドカップ出場。2024年パリオリンピック™では「13人目のメンバー」としてチームを支える。22/23シーズンにはVリーグ通算230試合出場を果たし、Vリーグ栄誉賞を受賞。24/25シーズンには大卒選手で初めて通算300試合出場を達成した。
 


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ