
バレーボール女子日本代表の合宿が13日、都内で行われ今後の活動方針などを伝えるキックオフミーティングがハイパフォーマンス本部の南部正司本部長(57)を中心に行われた。
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南部本部長(57)は「ネーションズリーグ、世界選手権で上位を狙っていく。そしてポイントを加算していく」と今年の目標を掲げた。またロスオリンピック™では「インドア、ビーチバレー、すべてのカテゴリーでロス五輪に出場する」、そして「より早い段階でロス五輪の出場権を獲得する」と話した。
女子代表初の外国人監督となったフェルハト・アクバシュ氏(39)は初めに「なんで皆さんは今日この場所にいると思いますか?」という問いかけからスタート。「それぞれ一人一人が日本代表という自覚を持つ。皆さん一人一人が特別な存在で、皆さんは選ばれてここにいる。なのでここにいるということは特別なこと」と選手を鼓舞した。
そしてアクバシュ監督から選手へサプライズ。選手全員に『ミサンガ』と『ナザールボンジュウ』というトルコのお守りが配られた。『ナザールボンジュウ』は恨みや妬みなど悪い目から守ってくれるとされている。
練習は先に合流していた組(午前)と昨日、合流した組(午後)に分かれ行われた。先に合流した組の練習は昨日から6対6の形での練習など徐々に本格的に。この日はアクバシュ監督が練習を止め一人ひとり、一つ一つ丁寧に具体的に指導した。
セッターの岩崎こよみ(36)は「自分たちがここにいられることはスペシャルなことだよって、言ってくれたので頑張ろうって思いました」と話し、「(ロス五輪までの)4年間の中のピースの一つとして選んでもらってるので、自分のできることをしっかりやりたい」と気合をいれた。
また18歳の秋本美空は「(キックオフミーティングを聞いて)自分がその目標に近づけられるような選手になれたらいいなって思いました」。「(監督は)結構、日本語でしゃべってくれてわかりやすいし、出来たら大きい声でほめてくれるので優しい」と久々の代表合宿に胸を躍らせた。
アクバシュ監督になって最初の国際大会は6月5日開幕のネーションズリーグとなる。
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