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千賀滉大 6回3失点 防御率は1.43でリーグトップも3敗目、今季初の自責3も試合中にフォークを修正 チームを盛り上げる姿も

スポーツ
2025-05-20 10:31

■MLB レッドソックス 3ー1 メッツ(日本時間20、フェンウェイ・パーク)


メッツの千賀滉大(32)が敵地でのレッドソックス戦に9度目の先発、6回、100球を投げて、被安打5、奪三振5、四死球3、失点3(自責点3)で防御率は1.02から1.43となった。試合序盤で3失点もしっかり修正し、粘りのピッチング。味方打線の援護なく、6回3失点で3敗目となった。


ここまで44回1/3を投げて、4勝2敗で防御率は1.02。規定投球回数の48回まであと3回2/3。レッドソックス戦は2023年7月以来、メジャー2度目の先発となった。


気温13℃、強風の中でのマウンドとなった千賀、1回、1番・J.デュラン(28)に1球目を狙われてライト線へのツーベース、先頭打者の出塁を許すと、2番・R.デバース(28)にはストレートの四球、なかなか制球が定まらず、3番・A.ブレイグマン(31)の1球目にはワイルドピッチで無死二、三塁とピンチを招いた。


するとブレイグマンをセカンドゴロに打ち取ったが、3塁走者がホームに還り、いきなり失点。さらに5番・T.ストーリー(32)にはカウント0-2と追い込むが、フォークが甘く入り、上手く拾われてサード線を抜けるタイムリーと2点目を失った。初登板となった4月2日のマーリンズ戦以来の1イニング2失点となった。


2回には1死から8番・C.ナルバエズ(26)に四球を与えると、2死から1番・デュランにカウント2-2からまたもフォークが落ち切らずにライトへタイムリースリーベース。千賀は2イニング連続失点。ここまでフォークのキレが悪く8球投げて、1度しか空振りを奪っていない。


3回にも先頭の3番・ブレイグマンにレフト・グリーンモンスター直撃のツーベースで出塁を許すと、1死三塁と3イニング連続で走者を得点圏に背負った。5番・ストーリーをカウント1-2に追い込むと、フォークで空振り三振、ようやく初めて三振。続く6番・N.ソガード(27)をファーストゴロでこの試合初めて無失点に抑えた。


4回には先頭の7番・D.ハミルトン(27)、9番・C.ラファエル(24)をフォークで空振り三振と試合中にしっかりと修正してきた。それでも、2死一塁で1番・デュランをファーストゴロに打ち取ったが、P.アロンソ(30)から千賀へのトスが高くなり悪送球。ここから2死満塁と毎回、4度目となる得点圏のピンチとなった。千賀は3番・ブレイグマンをサードゴロに打ち取った。


気温も試合を追うごとに下がっていき、千賀も右手指先に息を吹きかけながらの投球、5回、制球も定まり、簡単に2死を奪うと、6番・ソガードをフォークで空振り三振とこの試合初めて3者凡退に抑えた。千賀がベンチへ戻る際に指を1本立てて、監督にあと1イニングを投げるとアピール。


1対3と2点リードされている6回のマウンドに上がった千賀、先頭のハミルトンをファーストゴロ、ベースカバーに入った千賀にアロンソがしっかりとトス。先ほどエラーしたプレーを落ち着いて決めると、千賀がアロンソと笑顔でハイタッチ、アロンソもガッツポーズを見せた。続くナルバエスの強い打球をサードが上手く処理すると千賀が両手を挙げてガッツポーズ。最後はフォークで空振り三振を奪うなど、何とかチームに勢いを付けようとムード作りをした。


メッツ打線は5回から3イニング連続で得点圏に走者を進めたが得点ならず、1対3で迎えた9回、メジャー通算341セーブ、今季レッドソックスに加入した守護神のA.チャップマン(37)の最速102マイル(164キロ)に抑え込まれて、千賀を援護できずに敗戦、チームは連敗で千賀は5月2日以来の3敗目となった。
 


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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