
■バレーボール ネーションズリーグ2025 男子予選ラウンド第1週(日本時間15日、中国・西安)
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ。前回、銀メダルの男子日本代表(世界ランク5位)はオランダ(同14位)にセットカウント3ー0(25ー18、25ー23、25ー18)のストレート勝ちを収め、今大会3勝1敗で第1週を終えた。予選ラウンドは各チーム12試合行い、上位8チームがファイナルラウンドに進出する。
スタメンは中国ラウンドで主将を務める富田将馬(27)、セッターは大宅真樹(30)、宮浦健人(26)、エバデダン ラリー(24)、大塚達宣(24)、リベロ・小川智大(28)。そしてミドルブロッカーの佐藤駿一郎(25)が今大会で初めてスタートに名を連ねた。
日本は第1セット、平均身長201.8㎝と中国ラウンドで最も高さのあるオランダのブロック、角度のあるスパイクに苦戦。序盤追いかける展開も、身長205㎝とメンバーの中で1番高さのある佐藤のブロック、宮浦のスパイクなどで逆転に成功した。さらにリベロ・小川の好レシーブから佐藤がポイントを奪うとサービスエースも決め17ー12と5点リード。終盤も日本は流れを渡さず、このセットを25ー18で先取した。
第2セットは富田のバックセンター、大塚のスパイクで得点を重ねた。試合の主導権を握った日本はセッター・大宅が滑り込み拾い上げたボールを宮浦が決め切りポイント。大宅は大きくガッツポーズを見せ日本に勢いが増した。序盤リードした日本だが、ここまでの3戦でチーム最多58得点を挙げているアヒ(26)にアタックを決められ12ー11と1点差、高さを活かした攻撃で16ー16と同点に。終盤競るも富田、宮浦が得点を挙げ逃げ切った日本はセットカウントを連取した。
セットカウント2ー0で迎えた勝負の第3セット、序盤は1点を取り合い拮抗した試合に。9ー9の同点で宮浦が緩急を使い相手コートにボールを落とし込むと10得点に乗せた日本。中盤も再び同点を繰り返す接戦になるが佐藤、富田がポイント。宮浦がサービスエースを2本連続で決めるなどリードを奪うと終盤流れを渡さず、日本はストレート勝利を飾った。
今大会初スタメン起用となった佐藤はチームトップ14得点の宮浦に続きブロックポイント2本、サービスエース1本を含む9得点を挙げる活躍でロラン・ティリ監督(61)の采配に応えた。試合後、佐藤は「僕はいつでも準備していたので、やっと出番が回ってきたと言う風に感じました」と話し、「ブロックでも要所要所でタッチしたりポイントが取れたので良かった」と笑顔で語った。
次戦は舞台をブルガリアに移し、日本時間26日(木)午前1時30分から開催国ブルガリア(同15位)と対戦する。世界ランキングは試合前時点。
【日本の得点(上位)】
宮浦 14得点
佐藤 9得点
大塚 8得点
富田 8得点
【ネーションズリーグ スケジュール】※日本時間
■予選ラウンド第1週:中国
6月11日(水)3ー0 中国
6月12日(木)1ー3 ポーランド
6月13日(金)3ー0 セルビア
6月15日(日)3ー0 オランダ
■予選ラウンド第2週:ブルガリア
6月26日(木)vs ブルガリア
6月26日(木)vs フランス
6月27日(金)vs ウクライナ
6月29日(土)vs スロベニア
■予選ラウンド第3週:日本・千葉
7月16日(水)vs ドイツ
7月17日(木)vs アルゼンチン
7月18日(金)vs ブラジル
7月20日(日)vs アメリカ
■ファイナルラウンド
7月30日〜8月3日
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