E START

E START トップページ > ニュース > 国内 > 妻・希美さん殺害の罪 懲役19年の実刑判決 一貫して無罪主張の元長野県議・丸山大輔被告に 長野地裁・裁判員裁判

妻・希美さん殺害の罪 懲役19年の実刑判決 一貫して無罪主張の元長野県議・丸山大輔被告に 長野地裁・裁判員裁判

国内
2024-12-23 18:10

妻を殺害した罪に問われた元長野県議会議員・丸山大輔被告(50)の裁判員裁判。長野地方裁判所は懲役19年の実刑判決を言い渡しました。


殺人の罪に問われたのは、長野県塩尻市の元県議会議員・丸山大輔被告です。


長野地方裁判所には傍聴券を求め、長い列が。


午後1時半から予定されていた判決の言い渡しは、入れなかった人が傍聴を求めるトラブルが発生し、開廷は20分ほど遅れました。注目の判決で坂田正史裁判長は…


坂田正史 裁判長
「主文、被告人を懲役19年に処する。長らく不倫関係にあった女性と復縁したいと思いを募らせ、被害者の殺害に及んだもので身勝手で冷酷な犯行」


起訴状などによりますと、丸山被告は2021年9月、自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美さん(当時47)を殺害した罪に問われました。丸山被告は逮捕前から一貫して無罪を主張していました。


丸山大輔 被告(おととし)
「早く解決をしてほしいと。犯人がどんな心境で、そういうことに至ったのか、今はどうしているのか、そんなこともやっぱり気にはなりますね」


これまでの裁判員裁判で検察側は…


「丸山被告は議会の仕事をするアリバイ工作をして、長野市の議員会館から車で自宅に向かった。現場にわざと足跡を残して、物とり犯に見せかける偽装工作を図った」


こう主張し、元不倫相手との復縁を望んでいたことが動機としました。一方、弁護側は…


「防犯カメラに映った車は被告のものではなく、偽装工作とされる証拠もない」


妻と離婚するつもりもなく、無罪を訴えました。


自白や目撃などの直接的な証拠はなく、状況などの間接的な証拠の積み上げを裁判所がどう認定するのかに注目が集まった裁判。


坂田正史 裁判長
「県議の立場を利用したアリバイ工作をするなど計画的な犯行。妻の死後も女性と密会するなど後悔する様子もみられない」


坂田正史裁判長は証拠を総合的に判断して、被告以外が犯人でないことは説明がつかないなどと指摘。懲役20年の求刑に対し、懲役19年の実刑判決が相当としました。


【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ