岩手県大船渡市の山林火災は現在も延焼が続いていて、きょう午前7時半に避難指示の対象が4500人を超えました。現場から中継です。

火災現場は、きのうよりも煙の発生場所が山の下の方に移ってきました。下には住宅もあるということです。

ここは火災現場から直線でおよそ3キロ離れた大船渡温泉です。先月26日に大船渡市で発生した山林火災は、4日目のきょうも延焼が続いていて、きょう午前6時までに1400ヘクタールが焼けました。ヘリコプターによる懸命の消火活動が行われていますが、いまだに鎮圧には至っていません。

大船渡市はきょう午前7時半、延焼が続いているとして、1896世帯、4596人に避難指示を拡大しました。

記者（きのう夜）
「先ほど、避難所開設が発表された大船渡中学校です。関係者が慌ただしく準備を進めています」

避難してきた人
「きのうの夜からちょっと火が見えていて、お昼過ぎからにおいと煙が充満して。やっぱり慌てちゃいますね、ある程度準備していたんですけど」

きょう午前7時現在、福祉避難所を含めた11か所に1033人が避難しているということです。

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