岩手県大船渡市の山林火災は発生から5日目を迎えました。延焼が拡大し続けていて、これまでで最多のヘリコプターによる消火活動が行われています。現場から中継です。
岩手県大船渡市三陸町の崎浜漁港です。きょうで発生から5日目を迎えた山林火災は鎮圧に至らず、ヘリによる空中からの消火活動が続いています。
先月26日に大船渡市赤崎町の山林で発生した火災は、今も延焼が続いていて、岩手県はけさ、焼失面積がきのうより400ヘクタール増えて、およそ1800ヘクタールに拡大したと発表しました。
きょうの消火活動は、自衛隊の大型ヘリ6機と応援の防災ヘリを合わせてこれまでで最多の18機が出動しています。
火災の起きている場所から直線で4キロほど離れた場所からは白い煙の立ち上るのが複数確認できます。煙は山の中腹からも出ていて、麓にある住宅に迫っている様子も見られます。
大船渡市は合わせて1896世帯、4596人に避難指示を継続していますが、鎮圧のめどが立たない中、住民が不安そうに消火活動を見守っています。
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