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埼玉県八潮市の道路陥没事故について、県は、陥没した穴の中であふれ出る下水の量を減らすために行っていた下水をくみ上げて川に流す緊急放流を、きょうで終了すると明らかにしました。
今年1月28日に起きた八潮市の道路陥没事故をめぐっては、現在も転落したトラック運転手(74)の安否は分かっておらず、捜索の準備が進められています。
陥没した穴の中では、下水道管が破損したことから下水があふれ続けていて、捜索活動の妨げになることから、県は発生の翌日となる1月29日から、春日部市にあるポンプ場から新方川に汚水を流す緊急放流を行っていました。
その後、陥没した穴を迂回する形で造られた下水のバイパスやバキューム車の活用などに効果がみられたことから、県は汚水の川への緊急放流を、きょうで終了すると明らかにしました。
大野元裕 埼玉県知事
「ポンプ場から直接汚水を流し込んでいたといったこともあって、その付近で『臭いがきつい』という声も一部ありました。これについては、もちろんその心配はなくなったんですが、これからその放流していた地点を清掃することが必要になってきますので、汚水を出した地域におけるモニタリング検査等については当面、続けさせていただく」
一方で、雨や雪の影響などによっては緊急放流を再開する可能性があるとしています。
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