18日から19日にかけて、関東甲信地方では山沿いを中心に大雪となるおそれがあり、JR東日本の一部列車で計画運休が発表されました。中央道や一部国道では、予防的通行止めが行われる可能性も出ています。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、九州北部や山口県などでは、きょう夕方からあす昼前にかけて山地を中心に大雪の予想。
東京では、あられが激しく地面を打ち付けていました。きょうの都心の最低気温は4.6℃。
寒気を伴った低気圧や湿った空気の影響により、西日本や北日本では雪が降りました。
夜は東日本でも雪が降り、あすにかけては、関東甲信の山地や山沿いで大雪となるおそれがあります。
JR東日本によりますと、降雪の予報により、中央本線の高尾と小淵沢の間で、きょうの夜ごろからあすの正午にかけて一部の列車で、JR青梅線は、青梅と奥多摩の間で、あすの始発から午前11時ごろまでの間、計画運休を行うということです。
また、中央線特急の「かいじ」と「あずさ」などは、きょうとあす、あわせて35本が計画運休となります。
記者
「発煙筒が置かれ、予防的通行止めが始まりました」
今月4日、雪による大規模な車の立ち往生などを回避するために実施された「予防的通行止め」。
高速道路各社によりますと、きょうの午後9時からあす0時の間に中央道・山梨県の都留インターから河口湖インター間と、東富士五湖道路・富士吉田インターから須走インター間、一部の国道で予防的通行止めを開始する可能性があるとしています。
あす午後6時までに予想される24時間の降雪量は、関東北部の山地で40センチ、箱根から多摩・秩父地方にかけ15センチ、関東北部の平地で8センチ、関東南部の平地でも1センチ。
東京における“3月の雪”はこれまでに4日。平年の3倍となっていて、寒の戻りが激しくなっています。
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