
小学生の女の子にキスをしたなどとして強制わいせつの罪に問われている千葉県成田市の市議会議員の男に対し、千葉地裁は懲役1年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
成田市議会議員の星野慎太郎被告(57)は、おととし11月ごろ自身が運営する図書施設「まんが図書館」で、当時11歳の小学生の女の子に対し、いきなり抱きついてキスするなどしたとして、強制わいせつの罪に問われています。
これまでの裁判で星野被告は「被害者が突然抱きついてきた」「鼻が被害者のこめかみ辺りに当たった」などと起訴内容を否認し、無罪を主張していました。
きょうの判決で千葉地裁は「被害者に対し『ハグやキスをしていいか』などと何度も話しているほか、まんが図書館にしきりに1人で来るように求めていて、星野被告が被害者に性的興味や関心を有していたと推認できる」と指摘。
そのうえで、「卑劣な犯行であるとともに被害者が受けた精神的苦痛も看過できない」として、星野被告に懲役1年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
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