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「市は監査を行うべきだった」知事が市の対応を批判 神奈川・大和市の保育園で“逆さ吊りなどの疑い”報道を受け

国内
2025-03-19 20:23

神奈川県大和市にある保育園の園長が、園児を逆さ吊りにするなどの暴行や暴言を行っていたとされる問題で、神奈川県の黒岩知事はきょうの定例会見で、「市は監査を行うべきだった」とした上で、大和市が今月中に臨時監査に入ることを明らかにしました。


神奈川県 黒岩祐治 知事
「今回の事案は、園児を逆さ吊りにするなど暴力的行為が認められておりまして、市は園に対して監査を行い、事実関係を明らかにすべきだったと思います」


この問題は、大和市にある0歳児から2歳児までが通う認可の保育施設で前の女性園長(40代)が園児に対し、逆さ吊りにするなどの暴行や暴言を行っていた疑いがあるとJNNが先月報じたものです。


去年11月、園から職員の証言などをまとめた報告書が提出されましたが、市は立ち入り調査を行わず、虐待かどうかの判断も行っていませんでした。


神奈川県の黒岩知事はきょう、「大和市は報告があった時点で監査を行うべきだった」と述べた上で、大和市から「今月中に臨時監査に入ると連絡があった」と明らかにしました。


神奈川県 黒岩祐治 知事
「大和市からはその後、『3月中に臨時監査を実施する』と連絡がありました。県はすでに臨時監査に入る場合の実施用法、改善されたかの確認方法について相談を受け、助言をしているところであります」


黒岩知事は「不適切保育は児童の人格に深い傷を残しかねない行為で、断じて許されるものではない」と指摘したうえで、「今後も市にしっかり助言、支援し、こういうことが二度と無いようしっかりと取り組んでいく」としています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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