オンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁は『M-1グランプリ』ファイナリストのお笑いコンビ、「ダイタク」の吉本大メンバーら吉本興業所属のタレント6人を書類送検しました。捜査の最新情報について、警視庁記者クラブから中継です。
捜査幹部によりますと、警視庁は匿名の情報提供を受け、今年に入り所属タレント複数人から任意で事情聴取し、本人の証言や証拠に基づいて慎重に捜査を進めた結果、6人についてきょう、書類送検したということです。
海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からアクセスして賭博をすることは禁止されていますが、6人は任意の調べに、「グレーだと認識していた」「違法性について深く考えずにやっていた」などと話していて、違法性の認識の甘さが浮き彫りになっています。
6人の中には会社や知人などから数千万円の借金をしていたタレントもいて、捜査幹部は「依存症への懸念が顕在化し、大きな社会問題だ」と指摘しています。
警視庁は、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけてこの6人を書類送検していて、今後、オンラインカジノについて継続的に取り締まりを推進していく方針です。
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