長野県北部できのう、最大震度5弱を観測した地震で、国の重要文化財の仏像が破損するなどの被害が確認されました。
昨夜8時19分ごろの地震では、大町市、筑北村、小川村で震度5弱を観測しました。一夜明けて、大町市では市の担当者などが被害の確認を行いました。
記者
「地震の影響で屋根瓦が落ち、散乱しています」
市内では住宅の屋根瓦が落下するなど、これまでに10件以上の被害が確認されました。
住民
「本当に今までにないぐらいの、突然の押されたような揺れだった」
「だいぶ揺れてましたね、眠れなかった」
近くの覚音寺では国の重要文化財の仏像が倒れ、破損しました。鎌倉時代初期の建立とされ、地震で台座の根元から倒れ、頭の部分が割れました。
覚音寺の住職
「残念というか、悲しい」
気象庁では、1週間程度は最大震度5弱程度の地震に注意が必要で、さらに強い揺れの地震が発生するおそれもあるとして注意を呼びかけています。
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