
東京都はきょう、西東京市にある商業ビルの駐車場で先月、発がん性が疑われる有機フッ素化合物「PFAS」を含む泡消化剤が流出する事故が発生したことを明らかにしました。
都によりますと、先月16日、西東京市下保谷付近にある商業ビルの駐車場で、利用客の自動車が消火設備に接触したことにより、「PFAS」を含む泡消化剤が流出する事故が起きたということです。事業者は事故の10日後、都に報告を行いました。
都が今月18日、商業ビル周辺の水質を調査したところ、周辺の井戸水などで「PFAS」のうち、「PFOS」と「PFOA」の値は、1リットル当たり50ナノグラムという国の暫定の目標値を下回ったということです。
ただ、都は、商業ビルの周辺の井戸水を利用する可能性がある、およそ10軒に対し、井戸水を飲まないよう呼びかけています。
都は「明らかに『PFOS』や『PFOA』の値が高いところはないが、引き続き定期的に水質の調査を実施していく」としています。
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