障害がある人が利用するマッチングアプリなどを使ってデートを装い、男性客をバーに誘い込んでぼったくり営業を繰り返していたとみられるバー従業員の男女3人が警視庁に逮捕されました。
記者
「警視庁の捜査員に連れられて、菅原容疑者が自宅から出てきました」
逮捕されたのは、東京・渋谷区のバー「クイーン」の従業員・菅原梨那容疑者(24)ら男女3人で、今年1月、マッチングアプリで知り合った男性にバーの従業員だと告げずに渋谷のバーに誘導して、飲食代金として現金や金のネックレスなどおよそ190万円分を強引に取り立てた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、「トランプで負けた方が飲みましょう」とショットを注文し、高額請求していたということです。
また3人は、障害者を中心に恋活・友達作りのために利用されているアプリを使って障害者を装うなどし、“ぼったくり行為”を繰り返していたとみられています。
被害に遭った視覚障害の男性は…
高額請求された男性
「一晩で合計68~69万円ぐらいになった。伝票とかでもやっぱり僕が見ずに女性が確認したので、個別に見せなくて騙せるだろうみたいな。なんか恨みしかないですね。恨みとか怒りというか」
3人はこうした手口で去年9月からの8か月間で、これまでに54人から8000万円以上得ていたとみられています。
警視庁は3人の認否を明らかにしていませんが、背後に別の指示役がいる匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」による犯行とみて調べています。
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