ジャニー喜多川氏からの性被害を訴えている元所属タレントのうち、補償の合意に至っていない人について、「SMILE-UP.」が補償金を支払う義務がないことの確認を求める裁判が横浜地裁で始まりました。
【写真を見る】旧ジャニーズ事務所「SMILE-UP.」元所属タレント飯田恭平さんに補償金支払う義務がないことの確認を求める裁判始まる 横浜地裁
旧ジャニーズ事務所の「SMILE-UP.」は、被害者救済委員会を設けてジャニー喜多川氏から性被害を訴えている元所属タレントへの補償を進めています。
「SMILE-UP.」は補償の合意に至らなかった元所属タレントに対し、補償金の支払い義務がないことなどの確認を求める訴えを各地の裁判所で起こしていますが、このうち元ジャニーズジュニアの飯田恭平さん(37)に対しての裁判がきょうから横浜地裁で始まりました。
飯田さんは意見陳述で、「現在の対応は『被害者保護』を盾にした事実の隠蔽行為に等しく、組織の責任を明らかにしようとしていません」と述べました。
また、裁判後に飯田さんは取材に応じ、「SMILE-UP.」の対応に疑問を呈しました。
元ジャニーズジュニア 飯田恭平さん(37)
「同意をしなければこういうふうにするんだぞ(訴訟を起こす)というような、プレッシャーをやっぱり与えているようにしか感じないですね」
飯田さん側は、裁判所に請求を却下するよう求めています。
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