
後半国会の焦点となっている「年金制度改革法案」をめぐって、立憲民主党は「基礎年金を底上げする措置が盛り込まれてないのは問題」などとして、政府与党に対し、法案を修正するよう求める方針を党の会合で了承しました。
「年金制度改革法案」をめぐっては、自民党内で意見集約が難航し国会への提出が大幅に遅れていましたが、あすにも閣議決定される見通しです。
法案では、パートで働く人が厚生年金に加入しやすくなるよう、「年収106万円の壁」と呼ばれる年収要件が撤廃されることなどが盛り込まれている一方で、厚生年金の加入期間が短い“就職氷河期世代”の救済などを目指す「基礎年金」の底上げについては削除されました。
立憲民主党 野田佳彦 代表
「肝心・要のいわゆる基礎年金の底上げの部分については出てこないということで、“あんの入ってないあんぱん”。厳しく指摘をしながら、しっかりと審議をし、我々の考え方を示していきたい」
立憲民主党はきょう、党の会合で「基礎年金を底上げする措置が盛り込まれていないのは問題」などとして、政府・与党に対し、「基礎年金を底上げする措置を盛り込む」修正を求める方針を党の会合で了承しました。
今後、年金をめぐる与野党の協議が本格化する見通しです。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】