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強盗目的でタクシー運転手に拳銃発砲した強盗殺人未遂などの罪 69歳の男の初公判 男「強盗の目的は最初からなかった」起訴内容一部否認 さいたま地裁

国内
2025-06-02 12:49

去年5月、埼玉県川口市でタクシー運転手を拳銃で撃ち、殺害しようとしたうえ、現金を奪おうとした罪に問われている69歳の男の初公判がきょう(2日)、開かれました。男は「強盗の目的はなかった」と、起訴内容の一部を否認しました。


起訴状などによりますと、川口市の無職・瀬川好一被告(69)は、去年5月、川口市の路上に停車していたタクシーの車内で、現金を奪う目的で、運転手の男性(当時72)に対し「金を出せ」と脅したうえ、拳銃を1発発砲し、殺害しようとした強盗殺人未遂などの罪に問われています。


きょう、さいたま地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、瀬川被告は「『金を出せ』とは言っていない。強盗の目的は最初からなかった」と起訴内容の一部を否認しました。


弁護側は「強盗の目的はなく、成立するのは殺人未遂と銃刀法違反の罪のみ」と主張しました。


検察側は、冒頭陳述で「被告は600万円の借金があり、家賃や携帯電話の使用量の滞納をしていた」「事件の前には、知人に拳銃を使った強盗を持ちかけていた」と指摘し、「車内での言動や金銭の困窮状態から強盗目的の犯行だと立証する」としました。


一方、弁護側は「知人からの投資話に乗ったが、金は返ってこず、いらだちを感じていた」「そうした中、タクシーに乗った際、運転手の運転の仕方が気になり、注意したが無視され、いらだちを感じた。護身用で持っていた拳銃で脅し、謝罪させようとしたが、予想外の反応を示され、かっとなって発砲した」と主張しました。


判決は、今月6日に言い渡される予定です。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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