
立憲民主党の野田代表は、皇族数の確保をめぐる与野党協議で、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することを先行させて合意することで一致していたものの、その後、自民党が「ちゃぶ台返しをした」と明かしました。
皇族数の確保をめぐっては、いまの国会での意見集約を目指して、▼衆議院の議長・副議長、▼自民党の麻生元総理と、▼立憲民主党の野田代表による協議が続けられていて、▼女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案、▼養子縁組を通じて皇統に属する旧宮家の男系男子を皇族にする案の2つが主な論点となっています。
野田氏は6日に行われた会見で、先月27日の協議では女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することについてのみ、いまの国会で結論を出すことで合意し、3日にはとりまとめ案を最終確認する予定だったものの、自民党側から急遽とりやめが伝えられたことを明かしました。
立憲民主党 野田佳彦 代表
「(協議が)急になくなったんですね。急になくなっておかしいなと、記事を見たら『何も決めないで先送りをする』ということが、複数の関係者が言っているというのを見て『誰が決めたんだよ』と思いました」
野田氏はこのように述べ、「合意をちゃぶ台返しにするのは極めて遺憾だ」と厳しく批判しました。
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