山形県酒田市の寺の床下に入り込んだのは、体長およそ1メートルのクマ。今月3日の夜に確認され、居座っていましたが、およそ1週間が経って捕獲されました。

ワナの中に座り込むクマ。体長は96センチ、体重32キロ。推定3歳のオスでした。

クマが確認されたのは、今月3日の午後8時ごろ。酒田市の寺の本堂の床下にクマが入り込む姿が防犯カメラに捉えられていました。

寺からの通報を受け、市は「クマ出没対策本部」を立ち上げ、捕獲用のワナを設置。しかし、捕獲は一筋縄ではいきません。

きのうの朝にはワナに置かれたエサが全て食べられていることが確認されましたが、ワナにはかからず。そこで、猟友会がワナにかかりやすいよう変更したところ、きのう午後7時前にクマがワナの中にいるのが確認されました。

クマは麻酔を打たれた上で、けさ5時ごろ運び出され、山に放されたということです。

酒田市環境衛生課　佐藤傑 課長
「ご心配をおかけしたと思うが、まずは一段落、解決に向けて動きがあったということでご安心いただければと思う」

クマが入り込んだ寺の住職によりますと、クマが居座っている間、特に音などはなく、静かだったということです。また、「なぜこんなところに来たのか疑問」と話していました。

・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電？誤解の多いエアコン節約術【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは？意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS　“性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】