
日本大学・重量挙部の元監督の男が、特待生の保護者4人から現金をだまし取ったとして逮捕された事件で、別の特待生の保護者4人からも現金およそ260万円をだまし取ったとして再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、日本大学の重量挙部で去年まで監督を務めていた難波謙二容疑者(64)です。
難波容疑者は監督時代のおととし12月、重量挙部に入学金や授業料などがかからない特待生として入部する予定だった生徒4人の保護者に、「初年度は入学金や授業料が必要」などとウソの文書を送り、現金あわせて262万円をだまし取った疑いがもたれています。
こうした行為は20年以上前から続けられていたとみられ、捜査関係者によりますと、難波容疑者は部の40代の男性コーチらから複数回、ウソの請求をやめるよう求められていましたが、難波容疑者は自ら指示をして請求を続けていたということです。
難波容疑者は2022年12月に特待生として入部する予定だった生徒4人の保護者から、現金あわせて205万円をだまし取ったとして、今月10日に逮捕されていました。
だまし取った金は車の点検費用やスーツ、バッグ、香水の購入など私的に使われていたということで、警視庁は、難波容疑者が去年までの10年間におよそ3800万円を保護者からだまし取ったとみて、調べています。
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