広島県庄原市の住宅で女性が殺害された事件で、現場周辺の捜索が行われました。

記者
「今、川の捜索が始まりました。捜査員たちが現場近くを流れる粟田川へと入っていきます」

この事件は、先月24日の午後5時半ごろ、庄原市東城町の住宅で、この家に1人で住む矢吹定代さん（84）が頭から血を流し、うつ伏せで倒れ、死亡していたものです。

矢吹さんの死因は失血死でした。後頭部を中心に複数回殴られ、頭蓋骨は骨折していたということで、何者かが強い殺意をもって犯行に及んだとみられます。

警察は、現場周辺の道路や田んぼなどで、およそ80人態勢で遺留品などの手がかりを捜索しました。

捜査本部には、きのうまでに十数件の情報が寄せられていますが、今のところ有力な手がかりはないということです。

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