国内
2025-07-19 12:00
5月4日に行われた『RIZIN男祭り』のABEMA PPVの副音声で裏実況を担当し、格闘技ファンから大きな反響を集めたお笑い芸人・狩野英孝が、7月27日開催の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』でも裏実況を担当する。
【インタビュー動画】狩野英孝「知識よりもパッション！」RIZIN3度目の“裏実況”へ意気込み
『RIZIN男祭り』では自身初の格闘技実況に挑戦し、次々と飛び入りで参加するRIZIN選手と共に迷実況を繰り広げた狩野。独特のユーモアあふれる実況に、“新参者”には厳しい格闘技ファンからも「面白すぎる！」「次回も期待しています」といった反響の声が続々と寄せられた。
これで3度目となるRIZINの裏実況、注目カードが目白押しの“真夏の大一番”ではどんなフレーズが飛び出すのか。ORICON NEWSでは、もはやRIZINに欠かせない存在となりつつある狩野英孝に単独インタビューで話を聞いた。
■「格闘技に迎え入れてくださってありがとうございます」という気持ちが強いです
――5月の『RIZIN男祭り』と『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』の裏実況が大きな話題となっていましたが、狩野さんにもいろんな反響は届いてますでしょうか？
【狩野】最初はRIZINの裏実況をやることがすごく怖かったんですよ。やっぱり格闘技ファンの方々って、すごくコアな人たちが多いじゃないですか。だから僕みたいな新参者が入ってきたら、嫌がられたり叩かれたりするんじゃないかっていう不安があって。でも、好意的な声もたくさんいただいて、褒められてうれしいよりも「格闘技に迎え入れてくださってありがとうございます」という気持ちが強いですね。
――リアルタイムでも狩野さんの実況が「面白い！」という声があふれていました。
【狩野】自分は本当に格闘技の知識がないので、パッションだけでやらせていただきました。
――そのパッションが多くの人に伝わって、今回の『超RIZIN.4』の裏実況決定というORICON NEWSの記事に、「これはABEMAで買うしかない！」という声がたくさん寄せられました。
【狩野】そうなんですか！それはすごくうれしいですね。僕の実況を聞こうと思ってくださる方、求めてくださる方がいることに驚いちゃってます。
――先ほど狩野さんがおっしゃったように、格闘技は新しい人が入りにくいジャンルだと思いますが、狩野さんはすでにRIZINに欠かせない存在になりつつありますね。
【狩野】いやいやいやいや…。RIZIN CEOの榊原（信行）さんに初めてお会いした時に「裏実況をやっていただきたい」とお願いされて、僕がハードルの高さを感じていると打ち明けたんです。そうしたら「今はそういう初心者の方々を受け入れる時代に来ているんです。狩野さんみたいに『格闘技ってカッコいい』と思っていても入りにくいと感じている人を、もっと取り込んでいきたいのでぜひ力を貸してください」とおっしゃってくださったので、「僕で良ければ」とお受けさせていただきました。
――実況をやってみて、格闘技の魅力や楽しさを発見できましたか？
【狩野】もちろんです。KOした瞬間の会場が爆発するような一体感もすごかったですし、リングで戦っている2人には過去の因縁があったり、怪我を乗り越えて復活してきたというドラマや歴史があるということも知ることができて、これは格闘技にハマるコアなファンの方が多いのも納得でした。選手のドラマや過去を知ればもっと面白くなるので、昔から格闘技を見ている人は僕より何十倍も何百倍も楽しんでいたんですね。
――そういうドラマを理解していたほうが、リングでの戦いをより楽しめますよね。
【狩野】もちろんドラマを知らなくても試合は楽しめますし、リング上ではそれぞれのファイターが作戦を立て、あの動きは実は次の攻撃につなげるためにやっているとか、数学のような駆け引きがあるのもすごいです。ただの喧嘩じゃなくて、すべての動きが計算されていて、細かい動きにも意味があるらしいということにたどり着きました（笑）。
■格闘技への強いリスペクト「リングという神聖な場所に僕はまだ足を踏み込めない」
――5月の『RIZIN男祭り』では朝倉未来vs.鈴木千裕が大激闘でした。裏実況を担当された狩野さんの感想を改めて聞かせてください。
【狩野】まず僕が最初に思ったのは、「みくる」と「ちひろ」という両親がかわいらしい男の子に育ってほしいと思って名付けたであろう2人が、バッキバキに仕上げて戦うことをご両親はどう思っているんだろうな、というところから入りました（笑）。でも試合になったら2人の動きが早すぎて、今何が起きているのか話そうと思っている間に次の展開が始まって、選手のすごさもプロの実況の方のすごさも感じました。アニメのドラゴンボールとかワンピースの戦闘シーンを見ているみたいな、本当に驚きの連続でしたね。
――ものすごく熱い試合でしたが、狩野さんの実況がさらに熱くさせたと思います。
【狩野】格闘技に興味のある人っていっぱいいると思うけど、ちょっと怖いなとか入りにくいなっていう方々は、ぜひとも僕のチャンネルに来てください。そういう人たちしか集まっていないので、気軽に見ていただきたいですね。
――格闘技ファンでも、1回目は普通の実況で見て、2回目を狩野さんの実況で見ることで、違った楽しみ方ができます。
【狩野】そうやって楽しんでいただけるファンの方々がいらっしゃったら、本当にうれしいです…！
――間近に迫ってきた『超RIZIN.4』では、朝倉未来選手が4年前に敗れたクレベル・コイケ選手との再戦に挑みます。このドラマは格闘技初心者の狩野さんも楽しみですよね。
【狩野】そうですね。とある企画でコイケさんと未来さんの前回の試合を見させていただいたのですが、2ラウンドで未来さんが寝技で負けてしまったので、未来さんにリベンジを果たしてほしいなっていう気持ちが正直あります。未来さんとは先日、恋愛リアリティー番組で共演したのですが、出演者のオーディションをしたり、自ら宮古島のロケに行って番組を盛り上げたり、忙しいですけどその合間で練習は絶対にやっていると聞いたので、ここはビシッと勝ってカッコいい姿を見たいです！もちろん、コイケさんにも頑張ってほしいですし、いい試合になることをとにかく期待しています。
――ますますRIZINで狩野さんの人気が高まって、そのうちリングからあいさつする姿も見てみたいですが…。
【狩野】実はRIZINで裏実況することが決まった時、榊原さんから選手が集まる会見で最初に発表しようって言われたのですが、そこはしっかりお断りしました。ファンの皆さん、安心してください。リングという神聖な場所に僕はまだ足を踏み込めないですから。そう思っていたのですが、東京ドーム大会の休憩時間にホリエモンさんがリング上でめっちゃ歌ってて、僕も「いらない、いらない！」って言っちゃいましたけど（笑）。でも、本当に僕がリングに立つとしたら、榊原さんから土下座されたとか、何かしら大きい理由があったと思ってください！
――狩野さんの格闘技への心からのリスペクトが伝わってきました。『超RIZIN.4』の裏実況も楽しみにしております！
【狩野】ありがとうございます！
●『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』
ABEMA PPVの副音声チャンネル「EIKO裏実況チャンネル」で狩野英孝が実況を担当！
【動画】狩野英孝『RIZIN韓国大会』“迷実況”ダイジェスト公開
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『RIZIN男祭り』では自身初の格闘技実況に挑戦し、次々と飛び入りで参加するRIZIN選手と共に迷実況を繰り広げた狩野。独特のユーモアあふれる実況に、“新参者”には厳しい格闘技ファンからも「面白すぎる！」「次回も期待しています」といった反響の声が続々と寄せられた。
これで3度目となるRIZINの裏実況、注目カードが目白押しの“真夏の大一番”ではどんなフレーズが飛び出すのか。ORICON NEWSでは、もはやRIZINに欠かせない存在となりつつある狩野英孝に単独インタビューで話を聞いた。
■「格闘技に迎え入れてくださってありがとうございます」という気持ちが強いです
――5月の『RIZIN男祭り』と『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』の裏実況が大きな話題となっていましたが、狩野さんにもいろんな反響は届いてますでしょうか？
【狩野】最初はRIZINの裏実況をやることがすごく怖かったんですよ。やっぱり格闘技ファンの方々って、すごくコアな人たちが多いじゃないですか。だから僕みたいな新参者が入ってきたら、嫌がられたり叩かれたりするんじゃないかっていう不安があって。でも、好意的な声もたくさんいただいて、褒められてうれしいよりも「格闘技に迎え入れてくださってありがとうございます」という気持ちが強いですね。
――リアルタイムでも狩野さんの実況が「面白い！」という声があふれていました。
【狩野】自分は本当に格闘技の知識がないので、パッションだけでやらせていただきました。
――そのパッションが多くの人に伝わって、今回の『超RIZIN.4』の裏実況決定というORICON NEWSの記事に、「これはABEMAで買うしかない！」という声がたくさん寄せられました。
【狩野】そうなんですか！それはすごくうれしいですね。僕の実況を聞こうと思ってくださる方、求めてくださる方がいることに驚いちゃってます。
――先ほど狩野さんがおっしゃったように、格闘技は新しい人が入りにくいジャンルだと思いますが、狩野さんはすでにRIZINに欠かせない存在になりつつありますね。
【狩野】いやいやいやいや…。RIZIN CEOの榊原（信行）さんに初めてお会いした時に「裏実況をやっていただきたい」とお願いされて、僕がハードルの高さを感じていると打ち明けたんです。そうしたら「今はそういう初心者の方々を受け入れる時代に来ているんです。狩野さんみたいに『格闘技ってカッコいい』と思っていても入りにくいと感じている人を、もっと取り込んでいきたいのでぜひ力を貸してください」とおっしゃってくださったので、「僕で良ければ」とお受けさせていただきました。
――実況をやってみて、格闘技の魅力や楽しさを発見できましたか？
【狩野】もちろんです。KOした瞬間の会場が爆発するような一体感もすごかったですし、リングで戦っている2人には過去の因縁があったり、怪我を乗り越えて復活してきたというドラマや歴史があるということも知ることができて、これは格闘技にハマるコアなファンの方が多いのも納得でした。選手のドラマや過去を知ればもっと面白くなるので、昔から格闘技を見ている人は僕より何十倍も何百倍も楽しんでいたんですね。
――そういうドラマを理解していたほうが、リングでの戦いをより楽しめますよね。
【狩野】もちろんドラマを知らなくても試合は楽しめますし、リング上ではそれぞれのファイターが作戦を立て、あの動きは実は次の攻撃につなげるためにやっているとか、数学のような駆け引きがあるのもすごいです。ただの喧嘩じゃなくて、すべての動きが計算されていて、細かい動きにも意味があるらしいということにたどり着きました（笑）。
■格闘技への強いリスペクト「リングという神聖な場所に僕はまだ足を踏み込めない」
――5月の『RIZIN男祭り』では朝倉未来vs.鈴木千裕が大激闘でした。裏実況を担当された狩野さんの感想を改めて聞かせてください。
【狩野】まず僕が最初に思ったのは、「みくる」と「ちひろ」という両親がかわいらしい男の子に育ってほしいと思って名付けたであろう2人が、バッキバキに仕上げて戦うことをご両親はどう思っているんだろうな、というところから入りました（笑）。でも試合になったら2人の動きが早すぎて、今何が起きているのか話そうと思っている間に次の展開が始まって、選手のすごさもプロの実況の方のすごさも感じました。アニメのドラゴンボールとかワンピースの戦闘シーンを見ているみたいな、本当に驚きの連続でしたね。
――ものすごく熱い試合でしたが、狩野さんの実況がさらに熱くさせたと思います。
【狩野】格闘技に興味のある人っていっぱいいると思うけど、ちょっと怖いなとか入りにくいなっていう方々は、ぜひとも僕のチャンネルに来てください。そういう人たちしか集まっていないので、気軽に見ていただきたいですね。
――格闘技ファンでも、1回目は普通の実況で見て、2回目を狩野さんの実況で見ることで、違った楽しみ方ができます。
【狩野】そうやって楽しんでいただけるファンの方々がいらっしゃったら、本当にうれしいです…！
――間近に迫ってきた『超RIZIN.4』では、朝倉未来選手が4年前に敗れたクレベル・コイケ選手との再戦に挑みます。このドラマは格闘技初心者の狩野さんも楽しみですよね。
【狩野】そうですね。とある企画でコイケさんと未来さんの前回の試合を見させていただいたのですが、2ラウンドで未来さんが寝技で負けてしまったので、未来さんにリベンジを果たしてほしいなっていう気持ちが正直あります。未来さんとは先日、恋愛リアリティー番組で共演したのですが、出演者のオーディションをしたり、自ら宮古島のロケに行って番組を盛り上げたり、忙しいですけどその合間で練習は絶対にやっていると聞いたので、ここはビシッと勝ってカッコいい姿を見たいです！もちろん、コイケさんにも頑張ってほしいですし、いい試合になることをとにかく期待しています。
――ますますRIZINで狩野さんの人気が高まって、そのうちリングからあいさつする姿も見てみたいですが…。
【狩野】実はRIZINで裏実況することが決まった時、榊原さんから選手が集まる会見で最初に発表しようって言われたのですが、そこはしっかりお断りしました。ファンの皆さん、安心してください。リングという神聖な場所に僕はまだ足を踏み込めないですから。そう思っていたのですが、東京ドーム大会の休憩時間にホリエモンさんがリング上でめっちゃ歌ってて、僕も「いらない、いらない！」って言っちゃいましたけど（笑）。でも、本当に僕がリングに立つとしたら、榊原さんから土下座されたとか、何かしら大きい理由があったと思ってください！
――狩野さんの格闘技への心からのリスペクトが伝わってきました。『超RIZIN.4』の裏実況も楽しみにしております！
【狩野】ありがとうございます！
●『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』
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