28日、JR東海道線で乗客の女性から、「女に、腕を切られた」と通報がありました。
2人は、JR横浜駅で、電車に乗る順番をめぐってトラブルになっていました。
【写真で見る】鉄道各社で行っている「走行中の列車内での防犯対策」
「面識ない女に腕を切られた」女は逃走中
7月28日午後6時すぎ、川崎市のJR川崎駅近くを走行中の東海道線上りの電車内で、女性から「面識がない女に腕を切られた」と、110番通報がありました。
女性は腕に切られたような傷がありますが軽傷とみられ、女はJR川崎駅で電車を降りて、そのまま逃走しているということです。
その後の捜査関係者への取材で、駅の防犯カメラの映像に、2人がJR横浜駅で電車に乗る順番をめぐり、トラブルになっている様子が映っていたことが分かりました。
しかし、電車内で女性が切りつけられる様子を目撃した人はいないということです。
逃走している女は、身長160cmほどのやせ型だということで、警察は傷害事件として行方を追っています。
防犯カメラ、盾や防刃ベスト、座面構造など…鉄道会社の対策
井上貴博キャスター:
鉄道各社の対策です。
国土交通省は、首都圏などの利用者の多い在来線やすべての新幹線で、新たに導入する車両に関しては、防犯カメラの設置を義務づけています。
JR東日本の場合は、首都圏に関して、全ての新幹線と在来線の車内に、防犯カメラが100%既に整備されています。
あとは、盾・防刃ベストなどの配備、一部の座面を外しやすい構造に変えるなどの対策を行っています。
このような事件が起こるたびに、こういった事をもう一度見直していただいて、安全に多くのお客さんを運んでほしいなと思います。
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