きのう、広島市の住宅で女性が血を流して倒れているのが見つかりました。警察は殺人事件として、事情を知っているとみられる長男から話を聴いています。

【写真を見る】「妻が血だらけで意識がない」広島市の住宅で61歳の女性死亡　頭部に複数の傷　30代の長男から事情聴く

事件があったのは、広島市佐伯区皆賀の住宅です。

近所の人
「近所の人が外に出てきて騒然としていた。本当に怖い。身近でこんな事件はあまりない」

警察によりますと、きのう午後6時前、帰宅した夫が玄関で血を流して倒れている妻を発見し、「妻が血だらけで意識がない」と110番通報しました。

倒れていたのは、この家に住む持田すみさん（61）で、病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。持田さんは、頭部に複数の傷があり、刃物のようなもので殺害されたとみられています。

持田さんは夫と子ども3人の5人家族だということで、このうち、持田さんが発見された際に外出していた30代の長男が何らかの事情を知っているとみて話を聴いています。

警察は今後、持田さんの遺体を司法解剖して、死因を調べることにしています。

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