仕事や勉強などを除いたスマートフォンの利用について、全市民に2時間を目安とするよう促す全国初の条例案が愛知県豊明市できょう午後、提出されます。
愛知・豊明市 小浮正典 市長(22日)
「『2時間に絶対にしてください』みたいなことは全く私たち要請しません。2時間を目安に考え直してもらえれば、それでオッケーです」
愛知県豊明市に提出される条例案は、全ての市民を対象に、仕事や勉強、通勤・通学などを除いた個人の余暇時間のスマートフォンの利用時間について、2時間を目安とし、家庭でのルール作りが進むことを目的としています。
また、睡眠時間を確保するため、小学生は夜9時、中学生以上は夜10時以降の使用を控えるよう促すことを定めています。違反に対する罰則はありません。
記者
「条例案を管轄する市役所の生涯学習課では朝から電話対応をしていて、寄せられる意見は賛否両論だということです」
市には意見や問い合わせが電話やメールで90件以上寄せられていますが、きょうの議会で小浮正典市長は「権利を侵すものではない。地域のリーダーから自分に寄せられた意見は賛成が9、反対0だ」などと述べました。
本会議で可決されれば、今年10月1日に施行されます。
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