内閣府は、26日の「火山防災の日」にちなみ、富士山が大規模噴火した場合のシミュレーション動画を作成し、公開しました。
「富士山から100キロほど離れた新宿では、主に直径0.5ミリ以下の細かな火山灰が降ります」
灰に埋もれた新宿の街。内閣府が作成した富士山が大規模噴火した場合のシミュレーション動画です。
降り積もる火山灰は、最大で神奈川県相模原市で30センチ、東京・新宿でも10センチと想定されています。
「道路交通に支障をきたして物資の配送が困難になります。また、店舗等の営業も困難になるため、生活物資の入手が難しくなります」
降り積もる火山灰により、▼交通障害による物流の混乱や▼鉄道の運行停止、▼停電、通信障害など甚大な被害が想定されています。
首都圏は人口が非常に多く、全員が避難することは現実的ではないことなどから、内閣府は自宅での避難生活に備えて▼食料など1週間分の備蓄を推奨、▼可能であれば2週間分備蓄をしておくことが望ましいとしていて、「どのようなことが起こるか具体的にイメージして防災対策を進めてほしい」としています。
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