石井章元参議院議員が国から秘書の給与をだまし取ったとされる事件です。公設秘書と届け出された石井元議員の親族が東京地検特捜部の任意の調べに対し「勤務実態がなかった」という趣旨の説明をしていることがわかりました。
石井章元参議院議員(68)は、公設秘書の給与を国からだまし取った詐欺の疑いがもたれていて、特捜部が自宅など複数の関係先を家宅捜索しています。
その後の関係者への取材で、公設秘書と届け出された石井元議員の親族が、任意の調べに対し「勤務実態がなかった」という趣旨の説明をしていることがわかりました。この親族は、石井元議員が理事長を務める社会福祉法人の関係者だということです。
また、石井元議員は、複数の勤務実態のない人物を公設秘書として届け出ていたとみられていますが、このうち一部の秘書について、給与が振り込まれる口座の通帳を石井元議員側が管理していたとみられることも新たにわかりました。
特捜部は、勤務実態のない秘書の給与が石井元議員側に流れていた可能性があるとみて、捜査を進めているものとみられます。
石井元議員は先月末、「日本維新の会」から除名処分を受け、きのう、議員辞職しています。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】