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教員ら約70%が業務を「持ち帰り」 75%が土日も仕事 労働組合の調査

国内
2025-09-08 22:08

土日に何らかの仕事をする教職員が75%ほどに上ることが、教員らで作る労働組合全日本教職員組合(全教)の調査で分かりました。


全教は今年4~7月、40都道府県の小・中・高校の教員や学校の事務職員らに対して勤務実態に関するインターネット上の調査を行い、1200人から回答を得ました。


その結果、土日でも75%ほどが何らかの仕事をしていると回答し、土日の業務にかかる時間は121分以上がおよそ42%、241分以上はおよそ17%いたということです。


学校で終わらず業務を自宅に持ち帰る「持ち帰り業務」もおよそ70%がしていて、持ち帰った業務にかかる時間をみると全体の30%あまりが1日あたり61分以上と回答しました。


持ち帰っている業務の内訳は複数回答で、▼翌日の授業や単元の準備:59%、▼校内の庶務:24%、▼テストの添削など:21%などとなっています。


教員に欠員がある場合に、業務を持ち帰る人が増える傾向もみられたということです。


調査をもとに推計される教員らの1か月の残業時間は、▼小学校:88時間、▼中学校:71時間以上、▼高校:71時間以上、▼特別支援学校:33時間でした。


記者会見で全教の担当者は「(時間外に)はみ出ることが起きて当然のような設定になっている」と指摘し、現場の負担軽減のために教職員の人数を増やすよう求めました。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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