戦後80年にあたり、長崎県を訪問中の天皇皇后両陛下と愛子さまが、被爆者が暮らす養護施設を訪問されました。
【写真を見る】両陛下と愛子さま 長崎被爆者が暮らす養護施設を訪問 腰をかがめ懇談「ご無事でよろしかったですね」 戦後80年
両陛下と愛子さまは、午前10時半ごろ、被爆者およそ340人が暮らす「恵の丘長崎原爆ホーム」に到着し、入所者と腰をかがめながらおよそ30分間、懇談されました。
愛子さまは、施設での暮らしぶりなどを熱心に質問し、入所者が自宅で被爆した体験について話すと、愛子さまは「ご無事でよろしかったですね」などと、ねぎらいの言葉をかけられました。
両陛下は、愛子さまについて「原爆被害の実相を肌で感じるとともに、苦難を乗り越えてこられた長崎の人々の強い平和希求の思いを深く心に刻んでいます」と感想を公表されています。
両陛下は午後、長崎県美術館で「全国障がい者作品展」に足を運び、作品を鑑賞し、作者らと交流されました。
両陛下は、一筆書きの要領でハサミを入れて繊細な切り絵作品を作る渡辺義紘さん(35)が、「トリケラトプス」を作る実演も鑑賞されました。
作品が完成し、渡辺さんが「どうぞ持ち帰ってください」と伝えると、両陛下が「いいんですか」「ありがとうございます」などとにこやかに作品を受け取られる場面もありました。
一方、初めての長崎訪問となった愛子さまは、午後4時半ごろ長崎空港を出発し両陛下よりひと足先に帰京されました。
両陛下はあす、「国民文化祭」などの開会式に出席される予定です。
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