今年の参議院議員選挙で投票の見返りに現金を渡す約束をしたとして、パチンコ店運営会社の社長らが逮捕された事件で、2022年の参院選で特定の候補に投票した従業員に、実際に現金が支払われていたことが新たにわかりました。
この事件は、今年の参院選で自民党の候補者だった阿部恭久氏を当選させるため、従業員ら60人に対し、投票する見返りに現金を支払う約束をしたとして、「デルパラ」の社長・李昌範容疑者(50)ら幹部6人が逮捕されたものです。
その後の捜査関係者への取材で、李容疑者らが2022年の参院選でも特定の候補者へ投票するよう呼びかけ、投票に行った従業員に報酬として現金が支払われていたことが新たにわかりました。150人以上の従業員が現金を受け取っていたとみられています。
元従業員の男性
「(2022年に)特定の方に投票すると、対価としていくらか給料にあわせて支払いをしますということで、(店長らから)お話はあったと記憶している」
李容疑者らは自身が経営する別会社の従業員に対しても、今年の参院選で阿部氏に投票する見返りに報酬の約束をした疑いで、きょう再逮捕され、警視庁などが全容解明を進めています。
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