
合法な大麻由来成分「CBD」を含むグミなどを販売する店を運営していた元代表の男が、違法な大麻成分が入ったリキッドを販売目的で所持したとして逮捕されました。
医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、CBDショップ「チラクシー」の運営会社の元代表・井上寿毅容疑者(39)です。
井上容疑者は去年10月、東京・台東区にあった浅草店などで、指定薬物である「Δ(デルタ)8-THCOP」などの大麻由来成分を含むリキッドを販売目的で所持した疑いがもたれています。
リキッドは店員らが製造していて、「合法でリラックス効果のあるCBDを含んでいる」などとうたい販売されていたとみられています。
この店をめぐっては、おととし7月、開催されていたイベントで配布されたリキッドなどを吸引した男女6人が意識を失ったり、体調不良を訴えて救急搬送されていました。
取り調べに対し、井上容疑者は「商品に違法な成分が入っていたことは全く知りませんでした」と容疑を否認していますが、その後、黙秘しています。
警視庁によりますと、井上容疑者は自ら海外の鑑定機関に商品の成分の分析を依頼していて、その結果、違法成分が検出されていたことを認識しているということです。
警視庁は、これまでに井上容疑者がおよそ1000本を販売し、1000万円以上を売り上げていたとみて調べています。
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