3日、近畿や東京で、冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹きました。
【写真で見る】「うわっ、大きいじゃん」 自宅前の柿の木にクマ…恐怖の瞬間
一方で、冬眠に備えるクマによる被害や出没情報も相次ぐ一日となりました。
秋から冬へ移りゆくなか…クマの人的被害が続出
記者
「午後2時半前の東京・赤坂です。激しい風が吹いています」
連休最終日の3日、近畿地方や東京で、冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹いたと発表されました。2024年より4日早い観測となりました。
各地で見頃を迎えている紅葉。日光の中禅寺湖では、赤く色づいた葉が季節の移ろいを感じさせます。
観光客
「初めて来たのですが、すごくきれいですね」
ただ、2025年は少し様子が異なります。
男性
「ちょっとクマ怖いですね。それなりに対策の方は立てて来ているので。『クマ鈴』付けたり、笛を持ったり、あと『クマスプレー』ですかね」
この3連休も各地に出没したクマ。人的被害も続出しました。
3日、秋田県湯沢市ではクマに襲われたとみられる遺体が発見されました。
遺体は顔の損傷が激しく、警察は所持品などから、近くに住む70代の女性と特定しました。
また、岩手県花巻市で撮影されたのは、自宅のすぐ前の柿の木に登るクマです。
クマにライトを当てると、1頭だけではなく…
撮影者
「『え?』と思って。家の中から見ていたとはいえ、クマも大きかったのでびっくりしました」
クマを驚かせるため、ライトを当てたところ…
撮影者
「いるいる!降りてきた降りてきた。うわっ、大きいじゃん」
1頭だけではなく、なんと3頭も木から降りてきました。
撮影者によると、体長1~2メートルほどの成獣のクマが1頭と、子グマが2頭だったということです。
一方、2日に札幌市で目撃されたのは住宅の塀をよじ登る子グマです。
この個体とみられるクマは市内のいたるところで目撃されていて、その後ハンターが猟銃2発を発砲し、駆除したということです。
さらに、青森県十和田市では3日…
記者
「男性はキノコ採りのために山に入り、約1キロ離れた山中でクマに襲われたということです」
70代の男性が体長1メートルほどのクマに襲われ、顔などにけがをしました。
また、京都府京丹後市では2日、80代の男性が柿の木の様子を見に行ったところ、クマに頭や太ももを引っかかれたということです。
3日、軽トラックで運ばれてきたのはクマ捕獲用の檻。ハチミツや柿などクマの好物とともに、現場周辺に設置されたということです。
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