大分市で発生した大規模火災では170棟以上に延焼したほか、現場から1人の遺体が見つかりました。発生から1日半が経った現在も鎮火に至っていません。
記者
「発生が3時間経った今でも、複数の住宅が激しく燃えています」
大分市佐賀関で、おととい午後5時40分頃発生した火災。強風で広がった火は住宅や空き家など170棟以上を焼き、1人の遺体が発見されました。警察は、連絡が取れていない稲垣清さん(76)との関連を調べています。また、50代の女性がのどに軽いやけどをして病院に運ばれました。
「激しいです。どんどん広がってきた感じで」
「1時間ぐらい経つけど、一向に火がおさまらない」
この火災により、50台を超える消防車両や自衛隊のヘリも出動して消火活動にあたっていますが、1日半が経った現在も鎮火には至っていません。
火は周辺の山林10か所や1.4キロ離れた無人島にも燃え移り、焼失面積はおよそ4万8900平方メートルに及んでいます。この大火により最大115世帯175人が避難し、不安な一夜を過ごしました。
「家に行ってみないとわからないけど、ないだろうな」
「目の前で家が燃えていて、どうしようもなかった」
大分県によりますと、現場では火が出ている場所が10か所から3か所まで減っているということです。
また、大分市の足立市長は山の上の火が消せれば、きょうにも鎮圧状態になるとの見通しを示しています。
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