E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > “交通系IC”の新決済サービス「teppay」、コード決済戦国時代にSuicaとPASMOの巻き返しなるか!?【ひるおび】

“交通系IC”の新決済サービス「teppay」、コード決済戦国時代にSuicaとPASMOの巻き返しなるか!?【ひるおび】

国内
2025-12-05 15:43

モバイルSuicaとモバイルPASMOに紐付けられる新たなコード決済サービス『teppay(テッペイ)』。新しくアプリをダウンロードする必要がなく、既存のアプリをアップデートするだけで、新しい決済機能が追加されます。どのように便利になるのでしょうか。


【写真を見る】“交通系IC”の新決済サービス「teppay」、コード決済戦国時代にSuicaとPASMOの巻き返しなるか!?【ひるおび】


「teppay(テッペイ)」とは?

JR東日本とPASMOが発表した新たなコード決済サービス「Teppay」は、
travel(移動・旅)easy(簡単)partnership(つながり)pay(支払う)
の頭文字を取ったものです。
大きな特徴としては
・新たなアプリをダウンロードする必要がなくそのまま使えること
・Suica・PASMO間で残高の送金や受け取りができること


また、
・モバイルSuicaは2026年秋から
・モバイルPASMOは2027年春からサービスの提供が開始される予定です。


「teppay」で何ができるようになる?

SuicaやPASMOなどの交通系ICはこれまで
・チャージ残高の上限が2万円
・残高の送金ができない
・ポイント付与の機会が少ない
・決済に対応していない店もある
などの課題がありました。


ITジャーナリスト 三上洋氏:
(交通系ICは)もう25年経っている。当初は世界初に近いとても優れたものでしたが、昨今は他のコード決済と比べるとちょっと弱い部分がありますね。


2026年の秋以降「teppay」が導入されたら・・・
使用中のモバイルSuicaやモバイルPASMOのアプリに表示されるteppayボタンをタッチすると、「teppay」画面に切り替わり、コード決済にサービスに対応している店舗で買い物ができるようになります。
             
・最大30万円までの決済が可能(予定)
・クレジットカード連携でチャージ不要
・teppayの残高をモバイルSuicaやモバイルPASMOにチャージ可能


他にはない便利な機能は?

ITジャーナリストの三上氏は、新たな機能の追加によってこれまでの交通系ICの欠点解消が期待できる一方で、他社にない独自のサービスをどこまで打ち出せるかがポイントだと指摘しています。
コード決済戦国時代のなかで、他にはない「teppay」ならではの便利な機能も検討されています。


【1】送金機能を使って、家族のモバイル交通系ICにチャージすることができる


コメンテーター 白井智子:
子どもってクレジットカードを持ってないので、(現金を持っていないと)なかなか自分でチャージができなくて、交通費に困っていたことがあったので、そこは大きいですね。


【2】コード決済の額に応じてポイント還元やサービスを受けられる


【3】特定の地域や店で利用できる「地域限定バリューチケット」機能で、自治体のプレミアム商品券などにも対応


ITジャーナリスト 三上洋氏:
JR系の場合それぞれの地方自治体に強いです。プレミアム商品券は全ての自治体がいろんな形でやっていますが、これをteppayがやってくれたらみんなスマートに使えて、地方自治体としても使いやすいですね。


変わるのは機能だけではなく...

2026年に変わるのは、新機能の追加だけではありません。
Suicaのキャラクターのペンギンが26年度末で卒業になります。
理由としては、「Suicaそのものが変わっていくということで、新たなイメージキャラクターにバトンタッチしてもらう」ということですが、後任のキャラクターは未定で、今後、一般公募も検討されています。


ITジャーナリスト 三上洋氏:
例えばペンギンさんのキャラクターもそうだしteppayもということで、将来に目が向いているということですね。


(ひるおび 2025年11月28日放送より)
 


「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【後編】「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ