高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」の元代表ら2人が逮捕された事件。元代表らはサービス開始当初から腕時計をだまし取る目的があったとみられることがわかりました。
「トケマッチ」の運営会社の元代表・福原敬済容疑者(44)ら男2人は、利用者から預かった腕時計15本、時価総額1800万円以上をだまし取った疑いがもたれています。
福原容疑者らはサービス開始の数週間後には腕時計の質入れを始めるなど、当初から詐欺の目的があったとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。
福原容疑者らは預かった腕時計を7都府県の買取店など、およそ110店舗に売却などしていて、警視庁は事件の発覚を免れようとしたとみています。
さらに、福原容疑者は国外へ逃亡する3か月前にパスポートを申請し、預かった腕時計も集中的に換金するなど、計画的に準備を進めていたとみられます。
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