鹿児島県の奄美大島で逮捕された日本最大の風俗スカウトグループの会長。逃亡生活は1年に及び、捜査員に声をかけられた際には暴れて逃げるそぶりを見せたということです。
逃亡から1年 風俗スカウトG会長を奄美大島で逮捕
日本最大の風俗スカウトグループ「ナチュラル」の会長、小畑寛昭容疑者(40)。逃亡から1年。その身は、東京から1300キロ離れた鹿児島県・奄美大島のコンビニで確保されました。
黒い眼鏡をかけ、手配写真と比べて髪もひげも伸びていたという小畑容疑者。
2023年7月、女性の風俗店への違法スカウト行為を黙認してもらう代わりに、暴力団側にみかじめ料60万円を渡した疑いが持たれています。
去年1月、警視庁は小畑容疑者の逮捕状を取り行方を追っていましたが、捜査は難航。転機になったのは、1月21日の指名手配でした。
その2日後、「奄美の方で似ている人物がいる」と匿名の情報提供があり、警視庁が捜査員を派遣。
26日午後9時ごろ、身柄を確保しました。
捜査員に声をかけられた際、小畑容疑者は暴れて逃げる素振りを見せたといいます。
地元住民
「身近にいたっていうことが怖いですね」
「平和な島ですから、とにかくびっくりしたの一言ですね」
「ナチュラル」の収入は2022年だけで約44億5000万円 実態解明なるか
西日本を転々としながら逃亡していたとみられる小畑容疑者。潜伏先のホテルは、去年12月21日から2月3日まで予約され、支払いも現金で済ませていたということです。
その小畑容疑者がトップに君臨する「ナチュラル」とは、いったいどんな組織なのでしょうか。
「ナチュラル」は女性たちを風俗店に斡旋する「スカウト部門」と、警察の動きを事前に察知して対策などを行う「運営部門」に分かれていて、メンバーは約1500人にのぼると見られています。
主な収入源は、女性を斡旋した風俗店から売り上げの一部を報酬として得る「スカウトバック」。その額は、2022年だけで、約44億5000万円。一部の資金は、暴力団に流れていたとみられています。
組織内部の連絡は、ナチュラルが独自に開発した秘匿性の高いアプリで行われていて、警視庁は「匿名・流動型犯罪グループ」として警戒してきました。
小畑容疑者は、「今は何も話しません」と供述しているといいますが、警視庁は逮捕をきっかけに「ナチュラル」の実態解明を進める方針です。
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