
自民党のインテリジェンス戦略本部は、政府の情報収集・分析機能の強化に向けて、国家情報局の創設などを盛り込んだ政府への提言をとりまとめました。
自民党 小林政調会長
「間違いなく、この大きな政策転換の柱となる一つが、このインテリジェンスの抜本的な強化であります」
自民党のインテリジェンス戦略本部がまとめた政府への提言では、「日本を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しく複雑な状況にある」としたうえで、「日本独自の情報力=インテリジェンス能力を抜本的に強化し、自律的な戦略判断を可能にする体制構築が急務である」と強調しています。そのうえで、司令塔機能を強化するため、いまの内閣情報調査室を格上げする形で「国家情報局」を設置し、各省庁からの情報を集約し、分析をおこなう権限と責任を持たせるとしています。
運用にあたっては、▼省庁間で安全に情報を共有できるシステムを構築するほか、▼海外の情報機関との人材交流などによって組織的な人材育成に取り組むことを盛り込んでいます。また、対外情報収集能力の強化に向けて、通信や電子信号の情報を集める「シギント」能力を優先して強化するとしています。
自民党は今後、党内手続きを経たうえで、来週以降、政府へ提言をおこなう予定です。
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