国内
2026-03-10 19:41
千葉県・市川市動植物園が10日、公式Xを更新。話題のニホンザル・“パンチくん”ことパンチが「いじめられている」とされる動画について声明を発表した。
【写真】「ごはんをモリモリ」飼育員が説明した子ザルのパンチくんの近況
同園は「私たちは2月20日に公式X(@ichikawa.zoo)において「これまでも何度も群れのサルに怒られることはありましたが、本気で攻撃しようとするサルはいません」「群れのサルからの躾けが行われるのは、ただかわいそうと思うのではなく、パンチの頑張りを応援していただければ」と投稿しました。しかしその後も、パンチが群れのサルから「いじめられている」とされる動画が拡散し、その結果、国内だけでなく国外からも、多くの皆様からご心配の声をいただいております。この投稿は、そうした声に対する当園の考えを改めて明らかにするものです」と伝えた。
その上で「まず、二ホンザルの群れは、明確な社会階層を持つ専制社会を形成しており、支配的な個体が下位の個体に対して「躾け」をすることがあります。これらの行動は人間の「虐待」とは異なります」と指摘。
続けて「既存の文献に基づけば、こうした「躾け」は二ホンザルの群れで自然に起こるもので、パンチだけに限られたものではありません。こうした「躾け」は24時間発生しているわけではなく、パンチは1日の大部分を平穏に過ごしています。また、パンチの面倒を見たり一緒に遊んだりする群れのサルも増えつつあります。最近、パンチがぬいぐるみから離れて生活する時間が増えたのはそのためです。しかしそれでも、順位の高い個体数頭から手を出される場面が増えてきたことから、私たちは3月8日より一時的に、その個体数頭を群れから離しました。当面、この状態で様子を注意深く見守りたいと考えています」とした。
さらに「現時点において、パンチの生存が脅かされるような攻撃を受けた事実はありません。また「躾け」の様子を浸然と放置し、人々の同情を誘うことで当園の集客や利益に繋げようとする意図はありません」とつづり「パンチを心配する気持ちは、私たちも皆様と同じです。飼育員やスタッフ一丸となって、今後もパンチが群れのサルとして健全に暮らしていけるよう飼育を続けてまいります」と呼びかけている。
■声明全文
パンチが「いじめられている」とされる動画について
私たちは2月20日に公式X(@ichikawa.zoo)において「これまでも何度も群れのサルに怒られることはありましたが、本気で攻撃しようとするサルはいません」「群れのサルからの躾けが行われるのは、ただかわいそうと思うのではなく、パンチの頑張りを応援していただければ」と投稿しました。
しかしその後も、パンチが群れのサルから「いじめられている」とされる動画が拡散し、その結果、国内だけでなく国外からも、多くの皆様からご心配の声をいただいております。この投稿は、そうした声に対する当園の考えを改めて明らかにするものです。
まず、二ホンザルの群れは、明確な社会階層を持つ専制社会を形成しており、支配的な個体が下位の個体に対して「躾け」をすることがあります。これらの行動は人間の「虐待」とは異なります。
1948年以降、日本の霊長類学者は、日本の在来サルの行動、社会、生態について研究してきました。これらの既存の文献に基づけば、こうした「躾け」は二ホンザルの群れで自然に起こるもので、パンチだけに限られたものではありません。こうした「躾け」は24時間発生しているわけではなく、パンチは1日の大部分を平穏に過ごしています。
また、パンチの面倒を見たり一緒に遊んだりする群れのサルも増えつつあります。最近、パンチがぬいぐるみから離れて生活する時間が増えたのはそのためです。しかしそれでも、順位の高い個体数頭から手を出される場面が増えてきたことから、私たちは3月8日より一時的に、その個体数頭を群れから離しました。当面、この状態で様子を注意深く見守りたいと考えています。
当園では3名の獣医師チームを配置し、バンチはもちろんのこと、全ての動物の健康状態を毎日確認しております。現時点において、パンチの生存が脅かされるような攻撃を受けた事実はありません。また「躾け」の様子を浸然と放置し、人々の同情を誘うことで当園の集客や利益に繋げようとする意図はありません。
多くの方々より「パンチを群れから離して」というご意見をいただきます。その心情は十分理解できるものです。しかし、群れでの生活に慣れてきたパンチを、今、群れから離すことは、生涯群れに戻れず生活し続けなければならないリスクを生み出します。パンチを心配する気持ちは、私たちも皆様と同じです。飼育員やスタッフ一丸となって、今後もパンチが群れのサルとして健全に暮らしていけるよう飼育を続けてまいります。
#がんばれパンチ
2026年3月10日
市川市動植物園
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同園は「私たちは2月20日に公式X(@ichikawa.zoo)において「これまでも何度も群れのサルに怒られることはありましたが、本気で攻撃しようとするサルはいません」「群れのサルからの躾けが行われるのは、ただかわいそうと思うのではなく、パンチの頑張りを応援していただければ」と投稿しました。しかしその後も、パンチが群れのサルから「いじめられている」とされる動画が拡散し、その結果、国内だけでなく国外からも、多くの皆様からご心配の声をいただいております。この投稿は、そうした声に対する当園の考えを改めて明らかにするものです」と伝えた。
その上で「まず、二ホンザルの群れは、明確な社会階層を持つ専制社会を形成しており、支配的な個体が下位の個体に対して「躾け」をすることがあります。これらの行動は人間の「虐待」とは異なります」と指摘。
続けて「既存の文献に基づけば、こうした「躾け」は二ホンザルの群れで自然に起こるもので、パンチだけに限られたものではありません。こうした「躾け」は24時間発生しているわけではなく、パンチは1日の大部分を平穏に過ごしています。また、パンチの面倒を見たり一緒に遊んだりする群れのサルも増えつつあります。最近、パンチがぬいぐるみから離れて生活する時間が増えたのはそのためです。しかしそれでも、順位の高い個体数頭から手を出される場面が増えてきたことから、私たちは3月8日より一時的に、その個体数頭を群れから離しました。当面、この状態で様子を注意深く見守りたいと考えています」とした。
さらに「現時点において、パンチの生存が脅かされるような攻撃を受けた事実はありません。また「躾け」の様子を浸然と放置し、人々の同情を誘うことで当園の集客や利益に繋げようとする意図はありません」とつづり「パンチを心配する気持ちは、私たちも皆様と同じです。飼育員やスタッフ一丸となって、今後もパンチが群れのサルとして健全に暮らしていけるよう飼育を続けてまいります」と呼びかけている。
■声明全文
パンチが「いじめられている」とされる動画について
私たちは2月20日に公式X(@ichikawa.zoo)において「これまでも何度も群れのサルに怒られることはありましたが、本気で攻撃しようとするサルはいません」「群れのサルからの躾けが行われるのは、ただかわいそうと思うのではなく、パンチの頑張りを応援していただければ」と投稿しました。
しかしその後も、パンチが群れのサルから「いじめられている」とされる動画が拡散し、その結果、国内だけでなく国外からも、多くの皆様からご心配の声をいただいております。この投稿は、そうした声に対する当園の考えを改めて明らかにするものです。
まず、二ホンザルの群れは、明確な社会階層を持つ専制社会を形成しており、支配的な個体が下位の個体に対して「躾け」をすることがあります。これらの行動は人間の「虐待」とは異なります。
1948年以降、日本の霊長類学者は、日本の在来サルの行動、社会、生態について研究してきました。これらの既存の文献に基づけば、こうした「躾け」は二ホンザルの群れで自然に起こるもので、パンチだけに限られたものではありません。こうした「躾け」は24時間発生しているわけではなく、パンチは1日の大部分を平穏に過ごしています。
また、パンチの面倒を見たり一緒に遊んだりする群れのサルも増えつつあります。最近、パンチがぬいぐるみから離れて生活する時間が増えたのはそのためです。しかしそれでも、順位の高い個体数頭から手を出される場面が増えてきたことから、私たちは3月8日より一時的に、その個体数頭を群れから離しました。当面、この状態で様子を注意深く見守りたいと考えています。
当園では3名の獣医師チームを配置し、バンチはもちろんのこと、全ての動物の健康状態を毎日確認しております。現時点において、パンチの生存が脅かされるような攻撃を受けた事実はありません。また「躾け」の様子を浸然と放置し、人々の同情を誘うことで当園の集客や利益に繋げようとする意図はありません。
多くの方々より「パンチを群れから離して」というご意見をいただきます。その心情は十分理解できるものです。しかし、群れでの生活に慣れてきたパンチを、今、群れから離すことは、生涯群れに戻れず生活し続けなければならないリスクを生み出します。パンチを心配する気持ちは、私たちも皆様と同じです。飼育員やスタッフ一丸となって、今後もパンチが群れのサルとして健全に暮らしていけるよう飼育を続けてまいります。
#がんばれパンチ
2026年3月10日
市川市動植物園
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