
去年1年間に自殺した小中高生の数が確定値で538人に上り、過去最多になりました。今年1月に公表された暫定値から6人増えています。
厚生労働省やこども家庭庁などによりますと、去年1年間に自殺した小中高生は、確定値で前の年から9人増えて538人となり、統計のある1980年以降、最も多くなりました。
厚労省などが今年1月に発表した暫定値では、532人となっていて、6人増えています。
小中高生の自殺の原因や動機としては、学業不振や進路に関する悩みなどの「学校問題」が最も多く、続いて、うつ病などの「健康問題」や「家庭問題」となりました。
また、高校生になると、原因や動機としてうつ病などの「健康問題」が増える傾向があるということです。
子ども家庭庁の担当者は、「重く受け止めている。各省庁と連携しながら総合的に対策に取り組みたい」などとしています。
来月には改正自殺対策基本法が施行され、学校や児童相談所、医療機関などが連携する協議会を設置し、自殺のおそれがある子どもの情報を集めて、対応にあたるとされています。
一方、成人なども含む全体の自殺者数は、去年1年間の確定値で1万9188人となっていて、初めて2万人を下回り、統計開始以降、最も少なくなりました。
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